ダリオ・アルジェント監督の“極秘”新作は「非常にグロテスク」な映画に!?イザベル・ユペールを主演に迎え、9月に撮影開始へ

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ダリオ・アルジェント監督の“極秘”新作は「非常にグロテスク」な映画に!?イザベル・ユペールを主演に迎え、9月に撮影開始へ

『サスペリア』(77)や『フェノミナ』(85)などで知られるイタリアホラー界の巨匠ダリオ・アルジェント監督が、地元メディア「Adnkronos」のインタビューのなかで、現在秘密裏に進められている新作映画について言及。「非常に強烈で、非常にグロテスクな映画です」と、50年以上にわたるキャリアのなかでもっとも“血なまぐさい作品”になると明らかにした。

【写真を見る】アルジェント映画の醍醐味といえば、色鮮やかで美しい流血!(画像は『ダークグラス』より)
【写真を見る】アルジェント映画の醍醐味といえば、色鮮やかで美しい流血!(画像は『ダークグラス』より)[c]Everett Collection/AFLO

2022年に行われたヨーロッパ最大級のジャンル映画祭「FrightFest」でプロジェクトの始動が発表された同作。1940年代のメキシコのスリラー映画のリメイクになると明言されているが、その具体的な作品名は伏せられており、主演をイザベル・ユペールが務めること以外、ストーリーからタイトルまであらゆる情報がベールに包まれたまま。

当初は2023年春に撮影がスタートする予定だったものの、同時期にアルジェント監督が転倒して大腿骨を骨折したため延期に。その後、具体的な続報が伝えられないまま3年以上の歳月が過ぎ、ようやく口を開いたアルジェント監督。先述のインタビューのなかではユペールについて「すばらしい女優で類稀なる才能の持ち主。出演作は映画もテレビも舞台もすべて観てきましたが、彼女の演技は圧巻です」と熱烈な賛辞を送っていた。

アルジェントと同様、キャリア50年以上を誇る大女優イザベル・ユペール
アルジェントと同様、キャリア50年以上を誇る大女優イザベル・ユペール[c]Everett Collection/AFLO

ヴェネチア国際映画祭で女優賞に輝いた『沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇』(95)や、キャリア初のアカデミー賞主演女優賞候補となった『エル ELLE』(16)など、サスペンス色の強いスリラー映画への出演は多い一方、明確なホラージャンルへの出演は極めて少ないユペール。しかし今年のベルリン国際映画祭でお披露目されたウルリケ・オッティンガー監督のホラーコメディ『The Blood Contess(英題)』では現代によみがえったヴァンパイアを演じ、新境地を開拓している。

対してアルジェント監督は、80歳を過ぎてから『VORTEX ヴォルテックス』(21)で映画初主演を務め、その翌年には10年ぶりの長編監督作『ダークグラス』(22)を発表。今年のカンヌ国際映画祭において自身が脚本とプロデューサーを兼任するホラー映画3部作の製作を発表するなど、精力的な活動を続けている。一部報道では今年9月にパリで撮影を開始するとも伝えられている本作。その9月に86歳を迎える巨匠が、いったいどんな恐怖映画を作りあげるのか。続報に乞うご期待!


文/久保田 和馬

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