香港発ロマンティック・コメディ『ラブ・ライズ』9月公開決定!ロケ地の札幌で完成披露試写イベントを開催
第43回香港電影金像奨6部門ノミネート、第61回台湾・金馬奨2部門ノミネートを果たした香港映画『ラブ・ライズ』が9月4日(金)に公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
本作は、脚本家として15年のキャリアを持つ新人女性監督、ホー・ミウケイの長編デビュー作。ホー監督は、本作で香港電影金像奨、台湾金馬奨の新人監督賞にWノミネートを果たした。国際ロマンス詐欺を題材に、52歳の医師と26歳の青年が年齢も格差も軽やかに飛び越えるこの物語は、かつて香港映画が得意としたロマンティック・コメディの系譜を、現代に鮮やかに蘇らせている。ロマンス詐欺の被害者となった、アラフィフの産婦人科医ベロニカを演じるのは、香港映画史上、出演作累積興行収入1位を誇る名コメディエンヌのサンドラ・ン。彼女を欺いた詐欺団の「打ち子」、Z世代のジョー役に、香港で目下、若者に大人気の歌手兼俳優のMC チョン・ティンフー。接点のないはずの2人は、互いに別人になりすましたままマッチングアプリで結ばれ、誰も予測し得ない恋へと転じていく。また、撮影は、香港に加え、新緑の季節の札幌でも敢行。令和5年度札幌市映像制作補助金の採択作品で、札幌フィルムコミッションがロケ誘致、支援した作品となっている。
このたび解禁されたポスタービジュアルは、ベロニカとジョー、それぞれの“嘘”を生きる横顔を縦に並べた構成。離婚寸前だった夫を急逝で失い、心の整理がつかないまま、行きつけのガソリンスタンドで車に寄りかかるベロニカ。55歳のフランス人石油エンジニア“アラン”になりすまし、さっぽろテレビ塔を背に、スーツ姿で前を見据えるジョー。マッチングアプリで結ばれた2人、そして香港と札幌という本作の2つの舞台を、一筆書きの筆記体のロゴ「Love Lies ラブ・ライズ」が繋ぐ。キャッチコピーである、ベロニカの「最後まで、あれは恋だった」、ジョーの「始まりは、ただの“嘘”だった」という対比が、本作の核心を物語る。
あわせて解禁された予告編は、マッチングアプリ越しに交わされる甘い言葉と、久しぶりの恋に浮き立つベロニカの姿、詐欺グループの内幕をコミカルに切り取る前半から、香港と札幌を舞台に、2人の心の距離が縮まるにつれて、次第に静かで切ない情感へと転じていく、緩急のある構成。笑いとときめきの先に滲み出る、「誰もが心に抱える深い孤独」と痛みが、本作が単純なラブコメディではないことを、予告編の段階から予感させる仕上がりとなっている。
さらに、本作のロケ地でもある札幌市にて、7月7日(火)に公開に先駆け、香港からホー監督を特別ゲストに迎え、「日本語字幕版・完成披露試写イベント」を開催。当日は、本作の誘致、支援を行った札幌フィルムコミッション、札幌での撮影コーディネートを担当した制作会社が上映前のトークイベントに登壇し、札幌での二週間にわたる撮影時の様子を振り返る。さらに、映像制作が地元経済に及ぼした影響などについて講演する。
また、ムビチケ前売券(オンライン)が、7月2日11時より販売開始となることも発表された。購入者特典として、オリジナルスマホ壁紙2種がプレゼントされる。1種は、札幌市電内の風景をとらえた本国版ポスタービジュアルに、日本版タイトルロゴを組み合わせた「本国版ポスター柄」、もう1種は、登場人物を日本版ポスタービジュアルのテーマカラーで描き起こした、日本人デザイナーによるオリジナルイラストに、本国版タイトルロゴを重ねた「キャラクターデザイン柄」となっている。
年齢も格差も軽やかに飛び越える2人の恋の行方はどうなるのか?現代に蘇る上質ロマンティック・コメディに期待が高まる。
文/鈴木レイヤ
