パンサー尾形が「サンキュー!」を連呼!映画『サンキュー、チャック』試写会で菅は邦題作成者に感謝
映画『サンキュー、チャック』(5月1日公開)のサンキュー試写が4月13日、神楽座にて開催され、年齢や誕⽣⽇、名前など“39”(サンキュー)の数字にまつわる観客が集結。さらにイベントには、「サンキュー!」のフレーズでおなじみのパンサーの尾形貴弘、菅良太郎が登壇し、映画の魅力やいま、最も感謝“サンキュー”を伝えたい人についてアツく語った。
第49回トロント国際映画祭では最⾼賞である観客賞を受賞した本作は、スティーヴン・キングの短編小説「チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ」を、『ドクター・スリープ』(19)のマイク・フラナガン監督が映画化したヒューマンミステリー。次々に発生する自然災害や人災で世界が終わりを迎えようとするなか、街がある広告で埋め尽くされ、その謎にまつわる物語が展開していく。主演はトム・ヒドルストンが務める。
映画は「めちゃくちゃよかった!」と声を揃えた2人。「ダーーーンスがめっちゃいい!」と大きな声で感想を伝えた尾形は「ちびチャックのころの彼女がかわいい!要チェックです…!いや、要チャックです!」とタイトルに絡めてノリノリでコメント。「シリアスなシーンもあるけれど、(ちびチャックの)あのシーンだけで、観ていてウキウキハッピー。人生長いようで短いけれど、楽しんで行こうぜって感じで、元気をもらいました」と語った尾形は、会場に響き渡る大声の理由について「映画から元気をもらったので」とし、「明日から頑張ろうという元気がもらえます」と映画の魅力を熱弁した。
「観る人によって解釈が各々違ってくると思います」と語った菅は「みんなのなかに存在しているお話。みんなのなかに『サンキュー、チャック』があるんだなって思いました」としみじみと伝える。「何回も観たい!3回観たい!」とリピート鑑賞を宣言した尾形に対し、菅がすかさず「そこは39回だろう(笑)」と静かにツッコミ、尾形は「39回観たいです!」と即座に言い直し、会場の笑いを誘う。何回も観たい理由について尾形は「僕は理解力があまりないから、何回も観て(物語を)わかっていきたい!」説明。「観るたびに感想が変わると思う」と菅が話すと尾形は「観る状況でも変わる」と返していた。
「この映画を宣伝するために『サンキュー!』と言ってきた」とイベントへの登壇を喜ぶ尾形に対し、菅が「かかったなぁ…」と微笑みながらしみじみ。「23年かかりました。お客様のおかげです!」と尾形が話すと、MCから映画のタイトルが解禁となってから、“サンキュー”コラボがあるのではないか?という書き込みも多く見られたことを明かす。尾形が「ここにいるみなさん、サンキュー!」と感謝を伝えると、「ここにいる方かどうかは不明ですが…」とMCのツッコミがあり、会場からも笑い声が聞こえていたが、「サンキューは誰も傷つけない言葉。誰も傷つけないお笑いをやっています」との菅からの解説が入ると、笑い声と共に自然と拍手も沸き起こり、会場は和やかなムードに。イベントでは尾形は「サンキュー!」を連呼し、そのポジティブパワーを存分に発揮していた。
イベントでは2人が「サンキュー!」と伝えたい人をフリップで発表する場面も。菅は「この邦題をつけてくれた方」と答え「日本だけが『サンキュー、チャック』らしいです」と尾形に伝え、「映画のなかでも大事な言葉になっています」と解説し、MCから「完璧な映画イベントのゲスト!」称賛される。すると「家族」と書いていた尾形は自分のフリップを投げて菅のフリップを一緒に持ち、「僕もこれです!」と便乗し、会場は大爆笑。フリップを拾い、改めて「家族」が「サンキュー!」を伝えたい人と語った尾形は「出会った人はみんな家族。そんなみなさんに対してのサンキューです!ここにいる人はみんなファミリー!」とうまく理由をこじつけ、自身の家族だけでなく多くの人に感謝していると伝え、拍手を浴びていた。
続いてサプライズで尾形の娘、さくらちゃんからの感謝の手紙が読み上げられる場面も。「パパ大好き!」のフレーズが何度も登場する手紙に、うるっとした目で「うれしいです」と反応した尾形は「ローン返済、がんばります!」と宣言。菅が「宝物ですね」とニッコリすると、尾形はうれしそうに手紙を胸ポケットにしまっていた。
「39(サンキュー)」にはたくさん縁があると話した尾形。「愛犬は三九と書いてミク」と微笑むと、この名前は菅からのアドバイスでつけることになったと明かす。続けて尾形は「結婚したのも39歳で、(結婚記念日は)3月9日」と縁が深いことに触れると、「でも、保証人は断られて」としょんぼりした尾形に対し、「お断りしました」とお辞儀をした菅。尾形は「こいつはノーサンキューでした」と付け加え、観客の笑いを誘っていた。
最後の挨拶で菅は「誰かと観て感想を話し合うのがいいのかなと思います」とし、その理由について「(映画の)解釈によってお互いのいいところを見つけられます。大切な人と観て!」とおすすめ。尾形は「人生を楽しんでいこうというポジティブな気持ちになってほしいです。そして、最後にひとこと言うのでよく聞いてください!」と呼びかけ、この日一番の大きな声で「サンキュー!」と叫び、続けて「チャック!」としっかりタイトルをアピールし、アツいイベントを締めくくった。
取材・文/タナカシノブ
