『サンキュー、チャック』マイク・フラナガン監督の手腕を徹底解説!新規場面写真&絶賛コメントも

『サンキュー、チャック』マイク・フラナガン監督の手腕を徹底解説!新規場面写真&絶賛コメントも

<ライター&編集者コメント>

●稲垣貴俊(ライター・編集者)

「〈物語〉を知り尽くした名匠による、驚くべきイマジネーションと語りの魔術。名優たちが織り成す、優れた舞台のようにヒリヒリと濃密なアンサンブル。大スケールながら、親密でウィットに富んだ会話劇。――なんて贅沢な物語体験!」

●平沢薫(映画ライター)

「”生きる"とは、いったいどのような営みなのか。奇想天外な物語の向こうから、マイク・フラナガン監督が投げかけてくるこの問いが、静かに、深いところに、染み込んでくる。チャックと一緒に踊りたくなる」

●遠藤薫(映画ライター)

「勝手ながらホラーのイメージが強かったフラナガン監督。だけど今回は怖くない!いきなり悲惨な世界の終わりを予感させる描写から始まり、暗い絶望を覚悟するものの、着地点はまさかの感動ミステリー!?トム・ヒドルストンの華麗なステップに酔いしれながら思うのは、いつか世界が終わるのは仕方ないとしても、『とりあえず、いまを生きよう!』という中年らしからぬまっすぐな想い。世界の終わりを描いた作品はたくさんあるけど、予想外の角度からのアプローチに終始唸らせられました。見終わった後に感じる余韻も、愛しさとせつなさと心強さ(やっぱり中年)で大満足。説教臭さが微塵もないのもいい」

●香田史生(CINEMORE編集長)

「そこはかとなく漂う郷愁。『そうだった。スティーヴン・キング原作だったか...』すべてが腑に落ちた。さすが『ドクター・スリープ』の監督。マイク・フラナガンとキング作品の相性のよさにも驚かされる。近頃こんな映画を待っていた気がした」

●東紗友美(映画ソムリエ)

「人生の平凡さを嘆く必要はもうない。“なんてことない人生”なんて存在しないのだと、この映画は教えてくれる。私たちそれぞれの一生には、宇宙のように広がる物語がある。観終えたあと、自分のなかにも静かな宇宙が広がっていることを信じられる。サンキュー、チャック

●岡本敦史(映画ライター)

「あの日、トム・ヒドルストンが突然優雅に踊りだしたから、人類はほんの少しだけ気分よく滅亡のときを迎えられたのかもしれない。ここ数年ではいちばんのキングの理解者、マイク・フラナガン監督が、世界の美しさとその破滅を等しく詩的に描いた名編を軽やかに映像化。僕らに最後の思い出を残してくれた“誰でもないひと”チャックに、ありがとう」

●茶一郎(映画レビュアー)

「まだ涼しさの残る夏の夜、星空を見上げている時に感じるあの心地よさが、静かに続いていく映画。ホラーというジャンルで心の傷に向き合ってきたマイク・フラナガンが、記憶という宇宙に宿る無数の誰かと最期までダンスを踊ろうと、今度は私たちの人生を優しく肯定してみせる」

●加藤よしき(映画ライター)

「直球に申し上げまして、とても素敵な映画です。原作は“ホラーの帝王”こと作家スティーブン・キングが贈る素敵な黙示録を、キング大好きっ子のマイク・フラナガン監督が見事に実写化。相変わらず相性バッチリで、万人にオススメできる人生応援映画になっております。ホロ苦い希望を描く終幕は、きっと多くの人の心に残るはず。やっぱね、とりあえず踊るのが一番です」


文/山崎伸子

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