ミランダの名台詞披露に観客歓喜!メリル・ストリープ&アン・ハサウェイが『プラダを着た悪魔2』スペシャルイベントで六本木に降臨
映画『プラダを着た悪魔2』(5月1日公開)の来日スペシャルイベントが4月6日、六本木ヒルズアリーナにて開催され、メリル・ストリープ、アン・ハサウェイがファンの前に降臨した。
本作は2006年の大ヒット映画『プラダを着た悪魔』20年ぶりの続編。ニューヨークの一流ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダ(メリル・ストリープ)。かつてそのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで奮闘する日々を過ごしたアンドレア(アン・ハサウェイ)は、現在は報道記者として活躍していたが、特集エディターとして「ランウェイ」編集部に舞い戻ってくる。再会したアシスタント時代の同僚エミリー(エミリー・ブラント)はラグジュアリーブランドの幹部として「ランウェイ」存続の鍵を握る存在に。それぞれの夢と野望がぶつかり合うなか、事態は思わぬ方向へと展開していく。ミランダ役のメリル・ストリープ、アンドレア役のアン・ハサウェイ、エミリー役のエミリー・ブラント、ナイジェル役のスタンリー・トゥッチら前作のキャスト陣が再集結することでも注目を集めている。
「こんにちは!東京!」と日本語で挨拶したストリープとハサウェイに、観客のボルテージは急上昇。20年ぶりに同じ役を演じることについて「ここにいるアニー、そしてスタンリー、エミリーの目を見たら、すぐにキャラクターに戻れました」と笑顔のストリープ。続編のストーリーについては「とてもおもしろいし、非常に興味が持てるので、とにかく楽しめると思います。すばらしい映画です!」と出来栄えに自信の様子。ハサウェイは「前作の制作時には注目されていなかった作品。初めての本読みでミランダってこういう声なんだ、エミリーってこういうキャラクターなんだと感じて、その瞬間特別な作品になると思ったのを覚えています」と懐かしそうに語ったあと、「準備という意味ではちょっと時間は必要でしたが、大好きなキャラクターたちが再集結してどんな物語を見せてくれるのか、楽しみで仕方なかったです」と本作での読み合わせの様子を伝えていた。
アイコニックな衣装、セリフが多数登場した前作。続編でもそれらに注目が集まっている。新作でお気に入りのシーンやセリフについては「ミランダがアンディに再会した時に言う、『私、あなたのこと知ってる?』というあのセリフです(笑)」と明かしたハサウェイ。ストリープはがしばらく考えてから、ミランダのセリフの「That's all(以上よ)」を劇中さながらの言い方で披露する場面も。これには、観客、そして隣に立っていたハサウェイも大喜びで、歓声がしばらく鳴り止まなかった。
日本では4月から新しい環境で頑張り始める若者が多いことから、2人には新しい世界に飛び込む若者へのメッセージがリクエストされる場面も。「自分が若いころは物事を知らないことは恥ずかしいと思っていました。でも、知らないことは別にいいんです。すてきな先生やボスに恵まれて、知ること自体がみなさんの旅路になり、その旅路のなかで自分自身のことを学んでいく。そういう旅路を経験できることを願って送り出したいと思います。あんまり意地悪な先生やボスが居ませんように(笑)」とハサウェイ。
ストリープは「私には4人の子どもがいて、みんなアニーくらいの年頃なんです。いろいろなアドバイスを彼らに与えるけれど、彼らは聞き流しています(笑)」と笑い飛ばしながらも「それでよい」といった仕草を見せ、「アドバイスとしては、常に好奇心を持っていてください。そして楽観的でいてください」と呼びかける。「世界は変わっています」と続けたストリープは、「世界が変わっているなかで、あなたもその変化についていけるようにしてください。変革に対して柔軟性を持っていてください。ミランダという女性はすごく柔軟性がない堅い人と思われていますが、本作では彼女はいろいろと苦悩するなかで、変化というものについていくようにしています。助ける人が必要だということ、それが大事だとわかっていくので、そのあたりを観てください」と続編の注目ポイントに触れつつ、アドバイスとエールを送った。
イベント終盤にはK(&TEAM)が花束ゲストとして登場。Kと面識のあるハサウェイは「&TEAMのK、もちろん覚えてます!」とにっこりとしながら、再会を喜んでいた。
取材・文/タナカシノブ
