• 映画TOP
  • 映画ニュース・読みもの
  • 安田淳一監督、岩井澤健治監督が「第19回TOHOシネマズ学生映画祭」で学生たちにエール「受賞の有無は関係ない」「諦めずに作り続けて!」
安田淳一監督、岩井澤健治監督が「第19回TOHOシネマズ学生映画祭」で学生たちにエール「受賞の有無は関係ない」「諦めずに作り続けて!」

安田淳一監督、岩井澤健治監督が「第19回TOHOシネマズ学生映画祭」で学生たちにエール「受賞の有無は関係ない」「諦めずに作り続けて!」

第19回TOHOシネマズ学生映画祭が3月30日、TOHOシネマズ大井町にて開催された。本映画祭は、学生クリエイターの若き才能を発掘、応援するコンペティション。2007年春に第1回が開催され、今年で19回を迎えた歴史ある映画祭となっている。

映画祭は3月28日に大井町駅前にオープンしたばかりのTOHOシネマズ 大井町で開催。8スクリーンのうち3スクリーンは、「Dolby Cinema」「プレミアムシアター」「轟音シアター」といった特殊シアターを備えた映画館となっている。

【写真を見る】オープンしたばかりのTOHOシネマズ大井町で開催!第19回TOHOシネマズ学生映画祭
【写真を見る】オープンしたばかりのTOHOシネマズ大井町で開催!第19回TOHOシネマズ学生映画祭

受賞作品を手掛けた学生監督たちが自身の想いを語る!

映画祭当日には最終審査に進んだ作品をスクリーンで上映。上映後にはゲスト審査員による審査のうえ、受賞作品が決定し、授賞式も行われた。

ショートアニメーション作品から1作品が選ばれる「TOHO animation賞」は東宝株式会社のアニメーションレーベル、TOHO animationが選ぶ特別賞。選ばれたのは『緊張』。主人公の女の子が、緊張を和らげるためにいつもトイレに行き、一人になっていろいろなことを考えるという物語。日常的な「緊張」という感情をテーマにおもしろおかしく話が展開していくアニメーションとなっている。作品を手掛けた比治山大学短期大学部の松岡咲綾監督は、残念ながら授賞式には欠席となった。
全上映作品から選ばれる「GEMSTONE賞」。GEMSTONE Creative Labelにて新作の映像制作に携われる権利が贈られる同賞には、今年の該当作品はなしという結果になった。

『POLICE MEN』原監督。会場に来られなかったメンバーへのコメントも
『POLICE MEN』原監督。会場に来られなかったメンバーへのコメントも

ショートアニメーション作品、およびショートフィルム作品から1作品が選ばれる「SAMANSA賞」は副賞として配信サービスSAMANSAでの1年間の配信確約と、自作短編作品の共同制作検討権が贈られる。受賞したのは京都精華大学のけいさつ同好会が制作した『POLICE MEN』。「自分の味」をもとに個性豊かな3人の警察官の交わりを描いたヒューマンコメディドラマとなっている。代表してトロフィーを受け取った原監督は「このような賞をいただき、とてもありがたく思います。会場に来られなかったメンバーにも受賞を報告したいと思います」と笑顔を見せていた。

「ROBOT 賞」は河井琉嘉監督の『子羊どもよ』
「ROBOT 賞」は河井琉嘉監督の『子羊どもよ』

全上映作品から選ばれる「ROBOT賞」は、制作会社ロボットが選ぶ特別賞。受賞したのは日本大学の河井琉嘉監督作『子羊どもよ』。クラスメイトから見放され孤立する高校生が、自分の居場所を見つけるべく昼休みに校舎を巡るという物語を描いた作品だ。受賞した河合監督は「なにを伝えたくて、なにをどうすればお客さんにうまく伝わるのか考え続けた1年。とても感慨深いです」と想いを伝えていた。

作品に携わった人々に感謝の言葉を伝えていた『ふたつでひとつ。』の鈴木監督
作品に携わった人々に感謝の言葉を伝えていた『ふたつでひとつ。』の鈴木監督

続いて「プロモーション部門」「ショートアニメーション部門」「ショートフィルム部門」の各部門から最も優れた作品に贈られるグランプリ、次点で優れている作品に贈られる準グランプリの受賞作品発表へ。「プロモーション部門」の準グランプリは法政大学の小林咲き監督『POP&COKE で妄想中』が受賞。小林監督は「私自身、よく妄想をして、妄想だけは一番のくせに、いままであまり形にすることができませんでした。こうやって少しでも形に残るものができてよかった。もっともっと改善していかなきゃいけないこともわかったので、挑戦し続けたいです」と今後の挑戦を言葉にしていた。
「プロモーション部門」グランプリは成城大学の鈴木颯和監督の『ふたつでひとつ。』が受賞。鈴木監督は「出演してくれた後輩2人と手伝ってくれた同級生、先輩、撮影に協力してくださったTOHOシネマズ 川崎のみなさんに感謝を述べたいと思います」と感謝の言葉を伝えた。

『自由研究事変』松林監督に拍手を送る岩井澤監督
『自由研究事変』松林監督に拍手を送る岩井澤監督

「ショートアニメーション部門」準グランプリは多摩美術大学のgo-shu監督作『Defonima』が受賞。新しい自分に着替える物語を描いた作品だ。go-shu監督は「作品にかかわっていただいた皆様、そして、会場で観てくださった皆様にも感謝します」と満席の会場に向かって笑顔で感謝を伝えていた。
「ショートアニメーション部門」グランプリは大阪芸術大学の松林美和監督作『自由研究事変』が受賞。松林監督は「歴史ある映画祭でグランプリをとることができて本当にうれしいです」と喜びを語っていた。


『おっさんとAI』で「ショートフィルム部門」グランプリを受賞した国際教養大学のうえきばちょ監督
『おっさんとAI』で「ショートフィルム部門」グランプリを受賞した国際教養大学のうえきばちょ監督

「ショートフィルム部門」準グランプリは名古屋学芸大学の河村美結監督作『よりみち』に贈られた。河村監督は「明日が最後の学生(の日)になるのですが、学生生活を走り抜けていて、認められた気がしてうれしいです。ありがとうございます」と学生生活へ想いと受賞の喜びを語った。
「ショートフィルム部門」グランプリを獲得したのは国際教養大学のうえきばちょ監督作『おっさんとAI』。中年男とAI、一人と一台が廃墟の街をゆくロードムービーが展開する。うえきばちょ監督は「もう一人の監督がいま、コスタリカに絶賛旅行中です!」と笑顔で明かし、作品制作を助けてくれた人々や映画祭に足を運び、作品を観てくれた観客に感謝の言葉を伝え、賞金で新しい機材を買いたいとも意気込んでいた。

作品情報へ