大森元貴、書き下ろしのソロ楽曲が映画『90メートル』の主題歌に決定!予告編が公開

大森元貴、書き下ろしのソロ楽曲が映画『90メートル』の主題歌に決定!予告編が公開

山時聡真と菅野美穂のW主演で贈る映画『90メートル』が、3月27日(金)に公開される。このたび、大森元貴による書き下ろしのソロ楽曲「0.2mm」が初の映画主題歌に決定。あわせて予告映像も解禁された。

【写真を見る】大森は「率直に感じたことを、香ってきた、吹いてきたなにかを音にすることに尽力しました」とコメント
【写真を見る】大森は「率直に感じたことを、香ってきた、吹いてきたなにかを音にすることに尽力しました」とコメント[c]2026映画『90メートル』製作委員会

人生の岐路に立つ高校生の息子と難病を抱えながら我が子の希望ある明日を願うシングルマザーの揺るぎない愛を綴る本作。直木賞作家、朝井リョウの連作短編小説の映画化作品『少女は卒業しない』(23)で商業長編映画デビューをはたし、『か「」く「」し「」ご「」と「』(24)でも高く評価された新進気鋭の監督、中川駿渾身のオリジナル企画を映画化したものとなる。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生みだした。本作は、釜山映画祭における国際共同製作を目的とする企画ピッチングプログラム「Asian Project Market 2024」で上映。企画と脚本が高く評価されてARRIアワードを受賞した。

難病を抱えた母と2人で暮らす高校3年生の藤村佑を演じるのは、『君たちはどう生きるか』(23)で主役声優の座を射止め、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」など話題作への出演で注目を集める山時。人生の岐路に立ったいま、東京の大学に進学したい気持ちと母のそばを離れるわけにはいかない状況下に置かれ、将来の選択を迫られる等身大の主人公を体現した。母の美咲を演じるのは、自身も子育て中であり、『ディア・ファミリー』(24)、『近畿地方のある場所について』(24)と母親役が続く菅野。日に日に身体の自由がきかなくなる難病を患いながら、我が子をなによりも思いやる母親を熱演する。さらに、美咲が利用する介護施設のケアマネジャー、下村香織役で西野七瀬、佑が所属するバスケ部のマネージャー、松田杏花役で南琴奈、バスケ部員の大平翔太役で田中偉登が出演することも決定している。

本作の主題歌は、大森による書き下ろし楽曲「0.2mm」に決定した。2月24日(火)にソロ活動5周年を記念し、1st Mini Album「OITOMA」をリリースする。そのアルバムに新曲として収録されるのが本楽曲で、大森が優しく語るように歌い上げるミドルテンポのバラード曲となっている。楽曲を書き下ろすにあたり、映画を観た大森は「映画だけど現実的で、強さのある作品だと思いました。その強さには胸が締め付けられる瞬間もありましたが、それも含めてどうしたらリアルに届くのか、ということを試行錯誤した映画なんだろうなと感じました。多くの人が自分の人生と照らし合わせて自分ごととして感じる部分があると思います。月並みな表現になりますが、とてもとてもすてきでいい映画です。そしてどんな選択にも痛みが伴うということを映画を観て改めて思い知りました」と語り、「主題歌をどう書こうかと悩むほどの難しい題材でした。映画を美談にするのも、説教臭くさせるのも、主題歌の影響がすごくあると思ったので、率直に感じたことを、香ってきた、吹いてきたなにかを音にすることに尽力しました。ほんの少しだけ風が吹くように、少しだけ背中が押せればいいなという気持ちで作りました」と楽曲に込めた想いを明かす。

本作で描かれる母と息子は、真逆で矛盾だらけの感情を抱きながら、互いを思いやる優しさを持っている。プロデューサー陣は大森の表現が放つ、世界への、人間への優しさを感じ、主題歌をオファー。監督は「実際にエンドロールに当ててみたとき、作品全体の魅力が格段に上がったように感じました。曲を聴いている間、かつて当たり前だった親子の日常が目に浮かぶようで、だからこそ、現在の佑と美咲の不器用な姿がよりせつなく、より愛らしく感じられるようになったのだと思います」と称賛を送り、「映画と主題歌の魅力が上手く重なり合ったときに生まれる相乗効果の力を改めて感じさせられる作品になりました。ぜひたくさんの方に、特に普段は気恥ずかしくて素直になれずにいる親子に、この作品をご覧いただきたいと思います」と思いを語った。

楽曲を聴いた佑役の山時は、「初めて聴いたとき、曲が流れ始めた瞬間に涙がこぼれました。それまでこらえていた分まで一気に溢れだすようで、心にそっと寄り添われるような心地よさと、深い安心感がそこにはありました。この楽曲には物語のすべてが詰まっているように感じられ、本編を観終えたあと、背中をさすってもらいながら一緒に振り返る時間を与えてくれる、そんな一曲です」と話し、「『90メートル』は、僕の10代のなかで最も悩みながら向き合った、ある意味で10代の集大成とも言える作品です。その本当に大切な作品の主題歌を大森さんが担当してくださり、作品という宝物に加えて、もう1つの宝物を受け取ったような気持ちになりました」と喜びを口にする。

美咲役の菅野も、「楽曲を聴かせていただいたとき、優しさに心震えました。映画に寄り添ってくださいながらも、大森さんらしい、人生を肯定してくださる世界観で、はじまりはいつもと少し違う歌い方をなさっているのかな?と感じ、やがて優しく前向きで力ある唄声に、希望あるエールを受け取るような気持ちになりました」とコメントを寄せた。

解禁された本予告では、母を心配する佑の想いと、息子の幸せな将来を切に願う美咲の想いが交錯していく映像に、それぞれの想いに寄り添うかのような主題歌が重なり、胸を打つ仕上がりとなっている。高校3年生の佑は、難病の母を支えるため、ヘルパーのいない時間帯は介護と家事に向き合ってきた。手元にあるチャイムの音が、母からの呼びだしの合図だ。大好きだったバスケ部も辞め、受験勉強も思うようにはかどらない佑は心の余裕がなくなり、母を想いながらも「好きでやっているわけではない」と突き放してしまう。

そんななか、ケアマネジャー、下村の協力のもと美咲が密かに準備を進めていた、24時間ヘルパー体制が整ったことを知らされた佑。自由な時間が訪れる一方で、すべてを捧げてきた佑は複雑な想いを抱え、親子の会話はより減ってしまう。下村や佑の同級生でバスケ部マネージャーの杏花はそんな佑の状況を理解し、寄り添い、元チームメイトの翔太もまた佑を気にかける。やがて高校卒業後の進路選択を前に、東京の大学へ進みたい想いと、母を残していくことへの罪悪感の狭間で揺れる佑。一方の美咲も、佑との日々に幸せを感じつつも「お母さん、大丈夫だから」と息子の背中を押そうとする。


人生の岐路に立ち、選択を迫られる親子の姿を描く『90メートル』。2人の揺るぎない愛をぜひスクリーンで見届けてほしい。

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