小島秀夫が監督直々オファーで『ズートピア2』にカメオ出演!「二つ返事で引き受けた次第です」
動物たちが人間のように暮らす楽園ズートピアを舞台にした大ヒットアニメーションの続編『ズートピア2』(12月5日公開)。このたび、ゲームクリエイターの小島秀夫がカメオ出演していることが明らかとなった。
ドラマチックでミステリアスな物語、ユニークで多彩なキャラクター、そして現代社会に通じる深いメッセージが“もふもふなのに深い”と社会現象を巻き起こし、ディズニー・アニメーション作品としては『アナと雪の女王』(13)以来、初めて世界興行収入が10億ドル、日本円にして1500億を突破。日本でも興行収入76億円超えの大ヒットを記録した『ズートピア』(16)。その待望のシリーズ最新作『ズートピア2』が、今週12月5日(金)よりいよいよ日本公開を迎える。
現地時間11月26日に、一足先に劇場公開を迎えた全米を含む世界各国では、初週末5日間の興行収入が約5億5600万ドル、日本円にして約866億2480万円(※1ドル155.8円計算)を突破。2025年世界最高のオープニングを記録した。これは、日本でも社会現象的大ヒットを記録した『アナと雪の女王』などの並みいるヒット作品の記録を打ち破り、ディズニー・アニメーション映画史上最高の世界オープニング記録。さらに、ディズニー・アニメーションの枠を超えて、全世界でこれまでに公開されたアニメーション映画で史上No.1オープニングを達成し、新たな世界歴代記録を樹立した。また、実写映画を含めたオープニング数字としても、世界歴代4位にランクインする驚異のヒットを果たし、アニメーション映画の歴史を大きく塗り替えている。
そんな本作の日本版では、前作に引き続き、上戸彩、森川智之、三宅健太、高橋茂雄、Dream Ami、山路和弘らが人気キャラクターを続投。さらに、新キャラクター役に、下野紘、江口のりこ、山田涼介、高嶋政宏、水樹奈々、柄本明、熊元プロレス、ジャンボたかお、高木渉、梅沢富美男ほか、豪華キャストが勢ぞろいすることで大きな注目を集めている。
小島は、ステルスゲームの金字塔「メタルギアソリッド」シリーズや、大人気「DEATH STRANDING」シリーズを手掛けた、世界的なゲームクリエイターであり、ゲーム界きっての映画通としても知られる人物。今回、本作の監督の一人であり、ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジャレド・ブッシュ本人からの直々のオファーがありカメオ出演が決定。小島が演じるのは、ジュディやニックが働く「ズートピア警察署」内で働いているモグラ、ポール・モールデブラント役。
アニメーション映画への出演が、初めてとなる小島は、「実写映画やゲームでのカメオ出演の経験は多々ありますが、アニメーションの劇場映画の吹替えは初体験となります。それもまさかのディズニーさんから!それも大好きな『ズートピア』の続編!さらに監督のジャレド・ブッシュからの直々のオファーとあって、非常に光栄に思いつつ、二つ返事で引き受けた次第です」と、オファーを受けた際の喜びを語る。
今回、ゲームのクリエイターとしてではなく、ディズニー声優としての収録に臨むこととなった小島は、「僕が参加するのは少しのシーンですが、収録の時点でも創り込みはさすがでした。絵があるおかげで、収録はスムーズに進みました。いつもは演出する側なので、実際に演じることを経験してみて、いろいろと勉強になりました。台本のめくりやノイズなど、基本的なことなど、声優さんたちがいかに注意を払っているのかを再認識しました」と、クリエイターならではの視点で初挑戦を振り返った。
そして、いよいよ公開となる『ズートピア2』について小島は、「前作の『ズートピア』は幼かった子どもと日本版を観に行きました。社会的テーマも見え隠れする、大人から子どもまで、笑って、楽しめる、劇場から希望を持って帰れる、ある種のディズニー・アニメーションの到達点でした。『正直、あれを超える続編は作れるのか?』と、思っていましたが、収録時の感じでは、間違いなく前作を超える“新たなズートピア”になる!と確信しました。子どもも大きくなり、日本版で観ることが減りましたが、今回は日本版で劇場に臨みたいと思います」と、本作への大きな期待と共に、メッセージを贈った。
世界的なクリエイターである小島も太鼓判を押す、前作をはるかに超える圧倒的なスケールと、ユニークで愛らしいキャラクターたち、そして、謎が謎を呼ぶストーリーに彩られた『ズートピア2』。豪華布陣で贈る日本版にも是非期待してほしい!
文/サンクレイオ翼
※高嶋政宏の「高」は「はしごだか」が正式表記
