『近畿地方のある場所について』菅野美穂&赤楚衛二のインタビュー&貴重なメイキングを収めた特別映像

『近畿地方のある場所について』菅野美穂&赤楚衛二のインタビュー&貴重なメイキングを収めた特別映像

菅野美穂と赤楚衛二がダブル主演を務める『近畿地方のある場所について』(公開中)から主演2人へのインタビューとメイキングを収めた特別映像が到着した。

【写真を見る】不気味な臨場感を味わえる特別映像が公開!
【写真を見る】不気味な臨場感を味わえる特別映像が公開![c]2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

本作は発行部数70万部を突破した背筋による同名小説を、『貞子VS伽椰子』(16)、『サユリ』(24)を手がけた白石晃士による監督で実写化した“場所ミステリー”。行方不明になったオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々だった。雑誌編集記者の小沢(赤楚)は、オカルトライターの千紘(菅野)とともに行方を捜すうちにある恐るべき事実に気がつく。

このたび解禁されたのは、主演の2人へのインタビューと貴重なメイキング、さらに本編からの衝撃シーンを凝縮した特別映像。”近畿地方のある場所“へと誘われていくオカルトライターの千紘と編集記者の小沢を演じる菅野と赤楚がクランクインを迎えたのは、2人が編集部の地下資料室で編集長の残した手がかりを調べ始めるシーンだったという。SNSでもコワすぎると話題沸騰中の“見たら死ぬ映像”や“動画配信者の首吊り屋敷潜入”など、菅野と赤楚が実際に震え上がった劇中映像の裏側も明かされる。2人のリアクションに「嬉しいですね!」と喜ぶ本作の監督、白石の姿も見逃せない。

地下資料室を飛び出し真相を求めて“近畿地方のある場所”へ向かう千紘と小沢。ベテランライターの千紘は、若手の小沢を引っ張っていく頼もしい存在…のはずが、トンネルで怪異に遭遇した瞬間、態度が一変。車のハンドルを握ったまま鬼の形相で「邪魔なんだよ!」と絶叫。あまりの迫力に撮影後、白石監督は「最高です!」と大興奮。菅野も思わず手を叩いて喜ぶ、そんな舞台裏もメイキング映像として記録されている。菅野はこのシーンについて「普段の千紘は割と喋りかけやすい感じの雰囲気だから、内側にそういう狂気があるっていうのが、今回の役の歪み、いびつなところで、面白さだったなと思う」とインタビューで振り返っている。

そんなトンネルシーンの撮影は赤楚が31歳の誕生日を迎えた当日に敢行。舞台となったのは地元でも名高い心霊スポットのトンネル。現場で共演の菅野や白石、スタッフがサプライズで祝福すると、赤楚は「嬉しかったなぁ。心霊スポットで31歳を迎えられるなんて、本当に忘れられないですね」と笑顔をのぞかせる。しかしその笑顔は長くは続かなかった。撮影中の怪現象について語る菅野のインタビューの最中に、突如正体不明の音が鳴り響くことに。2人は思わず「え、うそ!?」、「怖いですね…」と顔を見合わせ、緊張が走る一幕も…。

さらに本映像では、2人が「心霊スポットよりも心霊スポットらしかった」と絶賛する、美術チーム渾身の撮影セットの数々についても言及。細部までこだわり抜かれた本作について、赤楚は「1度ならず2度も3度も何度も観てほしいなと思います」と話し、菅野は「10代や高校生ぐらいでこの映画をご覧になった方は(心になにか)”残る“、そんな作品になるんじゃないかなって思います」と魅力を語る。


すでに劇場で本編を見たという人も、もちろん未見の人も、ぜひこの特別映像で“近畿地方のある場所”へ足を踏み入れてほしい。

文/スズキヒロシ

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