鈴木亮平「とても幸せ」と感謝!劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』初日舞台挨拶にMERチームが大集合

鈴木亮平「とても幸せ」と感謝!劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』初日舞台挨拶にMERチームが大集合

劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(公開中)の初日舞台挨拶が8月1日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、主演の鈴木亮平、江口洋介、菜々緒、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、賀来賢人、石田ゆり子、松木彩監督が登壇。サプライズで中条あやみ、小手伸也、佐野勇斗、フォンチーらも加わり、MERチーム総勢13名でクロストークを展開し、最新作の公開初日の舞台挨拶を盛り上げた。

【写真を見る】ファンに手を振るMERメンバーたち
【写真を見る】ファンに手を振るMERメンバーたち

南海MERメンバーとTOKYO MERチームがステージに大集合。初日を迎えた気持ちについて鈴木は「一同に会して…」とメンバーの顔を見つめながら「とても幸せに思っています!」としみじみ。本作でシリーズ初参加となった江口は、「この作品が愛されているのを感じています」とファンの熱気に感動した様子。菜々緒はメンバーが揃って初日を迎えられたことがとても幸せだと語り、「本当に感慨深いです!」とファンに感謝した。

TOKYO MERのチーフドクター、喜多見幸太役の鈴木亮平
TOKYO MERのチーフドクター、喜多見幸太役の鈴木亮平

南海MERメンバーの高杉は「ホッとしています」と安堵し、ドラマからいち視聴者として楽しんでいたという生見は「参加できたことをうれしく思います」と満面の笑みを浮かべた。人気作品に貢献できるか不安だったと振り返った宮澤は「沖縄での1か月近い撮影を経て、南海チームとの関係が深まるなかで作品への愛と理解が深まりました」と充実感を滲ませる。続けて、「映画は公開初日。ここからはみなさんのものになって、(作品の)航海が始まる。すばらしい長い旅が始まる気がしています」と本作の舞台、海に絡めたコメントで映画公開への思いを語った。

南海MERの将来のチーフドクター候補、牧志秀実役の江口洋介
南海MERの将来のチーフドクター候補、牧志秀実役の江口洋介

会場を見渡し、「大人からちびっこまで。本当に幅広い層に観てもらえている」とニコニコの賀来は「作品は一種のエンタメ」としながらも尊さや勇気をもらえたという感想も届いていることを明かしていた。街を歩いていると赤塚都知事と役名で呼ばれることが多いという石田は「先日も撮影で瀬戸内海にいたのですが、小学生に『赤塚都知事だ!』と言われて。『TOKYO MER』の(作品の)すごさを実感しました」と報告。サプライズで駆けつけたTOKYOチームの中条は「改めて、日頃から日中夜かかわらず、命を救ってくれている医療従事者の方に感謝したいです」と深々とお辞儀。小手は「僕は映画のエンドロールがすごく好き。医療従事者の方にエールを送れていることを誇りに思います」と胸を張る。さらに、シリーズを重ね新メンバーが増え、MERワールドが大きくなっていることについて「先輩のような気分で『頑張れ!』と思っています。ただ、これだけOB・OG化が進んでいくと、僕らの存在がクライシスになるかも!」と心配しつつも「TOKYO MERを忘れないでください!」と呼びかけ笑いを誘う場面もあった。

東京からサポートする場面も
東京からサポートする場面も

本作では「天才看護師の気持ちで演じていました」と挨拶した佐野に、鈴木が「天才だった?この4年でそんなこと言うのは初めてでしょ?」とツッコミを入れるなど、トークでもスムーズなやりとりを見せるTOKYOチームに会場のファンも大喜び。「めちゃくちゃ感動しました。心が動かされました。改めて日本中に広まっていってほしい作品だと感じました」と作品の魅力を再認識したと語っていた。「ポスターにも写っているのに、公開初日の今日でもDMでTOKYOチーム出ないんだって言われます」としょんぼりとしたフォンチーはTOKYOチームの存在が薄くなることを気にかけつつもシリーズとして「長く愛される作品になるといいなと思っています!」と期待を込めていた。

スタッフ、キャスト、ファンに感謝を伝えた松木彩監督
スタッフ、キャスト、ファンに感謝を伝えた松木彩監督

「シリーズが始まった4年前から応援してもらい、導いていただいていまがあると思っています」と笑顔の松木監督は「大変な撮影も多かったけれど、みんなで作ってここまできた作品です。ありがとうございます」とキャスト陣にお辞儀で感謝を伝える姿に、会場から大きな拍手が湧き起こっていた。


医療従事者に感謝のコメントも
医療従事者に感謝のコメントも

TOKYOチームのメンバーが駆けつけたことに「ホッとした」「安心感がある」などと語っていた鈴木と菜々緒。松木監督は「潮見先生がいなくてさみしい」とジェシーの欠席を残念がっていたが、鈴木は「潮見先生がいたら白(TOKYO)チームがもっと自由になっちゃう!これぐらいでよかったかもしれないです」ニヤリ。すると松木監督から「TOKYOは、ちょっと治安が悪い…」と本音がポロリと漏れると、TOKYOチームから「言い過ぎですよ!」と総ツッコミが入るなど、終始笑いとツッコミに溢れる賑やかなイベントとなった。

取材・文/タナカシノブ

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