坂口健太郎&渡辺謙共演『盤上の向日葵』実力派キャスト集結の予告映像&ポスタービジュアル

坂口健太郎&渡辺謙共演『盤上の向日葵』実力派キャスト集結の予告映像&ポスタービジュアル

<コメント>

●佐々木蔵之介(石破剛志役)

「宿命に絡めとられ、壮絶な勝負に挑み続ける2人の男。心の荒野を彷徨い巻き込まれながら、謎を追い求め東奔西走する、刑事 石破を演じさせていただきました。運命に抗いながらも、『生きろ!』との叫び。ぜひ、スクリーンでご覧ください」

●高杉真宙(佐野直也役)

「このたび、『盤上の向日葵』に佐野役で出演いたします。元奨励会の会員で挫折してしまった過去を持つ、警察官です。事件を追っていくうちに真実や正しさに迷っていく様を試行錯誤しながら演じました。もちろんミステリー作品ではあるのですが、父親と息子の関係性を色濃く描いている作品で、様々な絆を感じていただけるのではないかと思います」

●音尾琢真(上条庸一役)

「柚月裕子さんが書かれた作品の世界に、再び入らせていただけることに感謝です。人生は苦しいことばかりなのに、人はなぜ生まれてくるのでしょう。なにか一つでも、没頭できるような実感を持つことができるなら、それを生まれてきた意味だと感じたいものです」

●渡辺いっけい(角舘銀次郎役)

「僕は立会人の役でしたから将棋盤に向き合う棋士役の俳優さんたちの『様々な闘いぶり』を間近で拝見することになりました。棋士が命を賭け盤に向き合うその姿を見ているとまるで俳優さんの『生きざま』を見ているような錯覚に陥り不思議な感動を味わいました。清濁併せ持つ人間の業の深さが、そのエネルギーが詰まった映画だと思います。とても楽しい現場でした」

●柄本明(兼埼元治役)

「熱量を感じました。久しぶりに渡辺謙さんに会いましたが、思いっきりぶつかって行きました。ありがとうございました。ぜひ皆様にご覧いただければ嬉しいです」

●尾上右近(壬生芳樹役)

「画面からほとばしる真剣師たちの熱情。それぞれの業が人間の生死までも分ち、見ている人はまさしく刺されるような感覚。圧倒されながらも釘付けになってしましました。私は上条桂介の『表』の将棋界のライバル壬生芳樹役。『表』とはいえそこにある真剣な思いは変わらず、たくさんの業を背負い勝負の舞台にあがっていく様は歌舞伎の世界にもヒントがあるのではと考え臨みました。とにかくすごい映画です。どうぞお楽しみにしてくださいませ」

●木村多江(唐沢美子役)

「悲しく苦しい運命の一筋の光になれたら、と思いながら演じさせていただきました。でも演じながらその先の運命を思うと、胸が締め付けられ、心の中で何度も、生きて!と叫ばずにはいられなかった…熊澤監督はじめ、すばらしいキャストスタッフの方々によってできたこの世界。時代の匂いや空気の重さを感じながら、生きる力に変えてほしいと思います」

●小日向文世(唐沢光一朗役)

「唐沢は上条桂介の少年時代に出会い彼の将棋の才能を見抜き、将棋の世界に導きます。もし出会ってなかったら少年の人生はまったく違った道を歩んでいたのでは。さらに別の出会いによって彼は翻弄され、数奇な運命を辿る、ことになります。上条桂介にとってどの道が幸せだったのか…人はみな多くの出会いによって歩む道が分かれてゆきます。この作品を観ながらみなさんの人生を改めて振り返ってみてはいかがでしょう」


文/スズキヒロシ

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