若手実力派、坂東龍汰がヒック役に!『ヒックとドラゴン』ドラゴンと友情を育む主人公を演じる

若手実力派、坂東龍汰がヒック役に!『ヒックとドラゴン』ドラゴンと友情を育む主人公を演じる

「シュレック」、「ボス・ベイビー」など、数々の世界的人気作を生みだしてきたドリームワークス・アニメーションが手掛けた同名アニメーション映画を実写映画化する『ヒックとドラゴン』(9月5日公開)。本作の主人公、ヒック役の吹替に坂東龍汰が決定した。

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【写真を見る】坂東龍汰がヒックの日本語吹替版声優に決定[c]2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

アカデミー賞2部門およびゴールデン・グローブ賞にノミネート、アニー賞では10部門を受賞した『ヒックとドラゴン』(10)。1作目は全世界累計興行収入約5億ドルの大ヒットを記録し、その後2014年と2019年に続編が公開され、またもや全世界で大ヒットを記録。スピンオフもテレビシリーズとして配信され大好評を博し、空前のスケールと圧倒的クオリティで描かれたバイキングの少年ヒックと彼が出会ったドラゴンのトゥースとの友情と大冒険は世界中を感動で包み込み夢中にさせた。

ヒック役に決定したのは、2017年にドラマ「セトウツミ」で俳優デビュー、『フタリノセカイ』(21)では第32回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞した坂東。昨年公開のアニメーション映画『ふれる。』(24)で声優デビューを果たし、本作で自身初となるハリウッドの洋画吹替に挑む。ヒック役に選ばれた際のエピソードについて、坂東は「最初オーディションがあって、その日に何シーンか実際にそこで声を当て収録する時間がありました。収録した後に自身の演じた声を聞かせてもらったのですが、とても感動しました。いままで吹替の映画やアニメ作品を普通に見ていたんですが、いざ自分の演じた声が入り、それを聞いた時に『この仕事をやりたい!』と強く思いました。『ヒックを演じたい』と願っていたので、(役が決まった時の)連絡が来た時はすごくうれしかったです」と決定した際の心境を語っている。

また、本作については「(本作を)観て少年心をくすぐられました。小学生の時に観ていたら、この世界から抜けだせなくなるのではないかと思うくらい没入感がありましたし、ドラゴンに乗っている時のアクションの迫力やヒックの成長に胸が打たれて、観たあとにハッピーな気持ちになれる作品だと思いました」とコメント。演じた主人公のヒックについては「優しく、ピュアなこころを持っていて、愛着がわき応援したくなるキャラクター。ダメなヒックから父親に対して、そして友だちのアスティと試練を乗り越え成長していくので、ヒックの変化にも感動します」と語っている。


本作は、日本公開に先立ち公開された北米のオープニングで約8370万ドルを稼ぎ週末興行ランキングで堂々の首位スタート、その後インターナショナルの成績もあわせて2週連続No.1を記録している。すでに全世界累計興行収入は約5億8921万ドルを記録する大ヒットとなっている本作に期待が高まる。

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