若きプレデターと半身の少女アンドロイドが共闘『プレデター:バッドランド』衝撃の予告映像
今回シリーズ初となる、プレデターを主人公として描く最新章『プレデター:バッドランド』が11月7日(金)より公開となる。このたび本作の最新予告映像が解禁となった。
生存不可能と謳われる最悪の地バッドランド。この地に追放されたのは、掟を破った若きプレデター“デク”。より凶悪な獲物を求め、激しい戦いを繰り広げる彼の旅路に、思いがけない“協力者”となる謎のアンドロイドの少女が現れる。自分たち以外は敵だらけの状況で2人が挑む極限のサバイバルが展開する。これまでのシリーズの常識を覆し、プレデターの視点から描かれる壮大な物語が展開。果たして若きプレデターは、その宿命にどう立ち向かうのか?追放された若きプレデターと出会う、下半身を失った謎のアンドロイドの少女をエル・ファニングが演じるほか、監督はシリーズ前作『プレデター:ザ・プレイ』でエミー賞監督賞&脚本賞にノミネートされたダン・トラクテンバーグが担当する。
今回解禁された最新予告編は、破損している謎のアンドロイドの少女が、再起動され目を開くシーンから幕を開ける。その画面には“Weyland-Yutani(ウェイランド・ユタニ社)”という「エイリアン」シリーズに登場する巨大企業の名が。銀河でも最も過酷で危険な星、バッドランドに若きプレデターのデクがクランから追放された。生い茂る異形の木のクリーチャー、そして空から容赦なく襲いかかる敵。まさにその名の通り“最悪”の状況がデクに襲いかかるなか、彼を救ったのは、下半身を失いながらもどこか神秘的な存在感を放つアンドロイドの少女だった。
バッドランドに君臨する謎の“最凶の敵”に挑もうとするデクに、少女は「助けてあげる」と手を差し伸べる。やがて2人は共に旅をすることになるが、彼女は衝撃的な言葉を口にする。「この“最悪の地”では、あなたは獲物」。狩る者であったはずのプレデターが、“狩られる側”となる衝撃の展開が幕を開ける。本予告ではシリーズならではのバトルシーンも健在。リストブレードや弓矢、ダガーナイフそしてしなるような鞭など、プレデター独自の多彩な武器が炸裂する。
プレデター自身を“主人公”として描いたことに監督は次のように語る。「デクという名のプレデターが主人公です。見た目は恐ろしくても、観客が彼に感情移入できるように表情や仕草を細かく作り込みました」さらにリアリティと没入感を追求した撮影にもこだわり、「撮影現場は本当に過酷でした。沼地でヒザまで水に浸かりながら、自然の中でリアリティを追求しました。でも、必要なところにはデジタル技術を駆使して、 “現実的”という言葉では言い表せない新しい感覚を作ろうとしました」とコメント。観客がプレデターという存在に感情を重ね、同時にリアルな極限のサバイバルアクション映像体験を得られる未だかつてない作品として期待が高まる。
狩るか、狩られる“獲物”か。若きプレデターと半身の少女アンドロイドの物語の行方とは?これまでのどの「プレデター」作品とも一線を画す、まったく新しいプレデターの物語から目が離せない。
文/鈴木レイヤ