『ひゃくえむ。』予告映像&本ビジュアルが公開! 主題歌はOfficial髭男dism「らしさ」

『ひゃくえむ。』予告映像&本ビジュアルが公開! 主題歌はOfficial髭男dism「らしさ」

松坂桃李と染谷将太がダブル主演を務める劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』(9月19日公開)。本作より本予告映像&本ビジュアルが解禁。また、主題歌はOfficial髭男dismの書き下ろし最新曲「らしさ」に決定した。

主題歌「らしさ」を手掛けたOfficial髭男dism
主題歌「らしさ」を手掛けたOfficial髭男dism[c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

原作は、「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した魚豊の連載デビュー作となった同名コミック。陸上競技の世界で、「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた原作コミックは、完結後も熱狂的な支持を集めている。声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから、100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太と、声優としての評価も高い実力派キャストが命を吹き込む。

【写真を見る】潔いデザイン!主題歌「らしさ」のジャケット
【写真を見る】潔いデザイン!主題歌「らしさ」のジャケット[c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

監督は、長編1作目の『音楽』(19)で“アニメ界のアカデミー賞”とも称されるアニー賞ノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受けた岩井澤健治。さらに、「100m」の熱き世界で主人公のトガシと小宮を取り巻くキャラクターに内山昂輝、津田健次郎ら総勢12名の豪華声優陣の出演も解禁された。SNS上では早くも歓喜の声が続出し、9月の公開へ向けさらに期待が高まっている。

今回解禁された本予告映像は、生まれながらの“速さ”を持ったトガシ(声:松坂)と、 その“熱”で記録を追い求める小宮(声:染谷)の小学生時代の出会いから、人生を通して己のすべてを「100m」に懸ける2人の姿を捉えたものだ。スプリンターとしての才能に目覚め、一目置かれる小学6年生のトガシのクラスに小宮が転校してくる。「僕、なにも無いから」とつらい現実から逃れるため、がむしゃらに走る小宮に対しトガシは、「大抵のことは、100mを誰よりも速く走れば、全部解決する」と言い放ち、走り方を教える。

『ひゃくえむ。』の ムビチケ
『ひゃくえむ。』の ムビチケ[c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

そんな2人の友情を映した映像前半から一転、絶対王者、財津(声:内山)の「人生は常に失う可能性に満ちている。君のやりたいことはなんですか?」のセリフをきっかけに、陸上にすべてを懸けたランナーたちの情熱と狂気の姿を映しだしていく。天才ランナーとして名を馳せるも、敗北への恐怖を覚え、次第に走る意味を見失っていくトガシと、一方で歳月を重ねるほど100m走にのめり込み、陸上界で頭角を現す小宮。さらに、2人の陸上人生に多大な影響を与える、仁神(声:笠間)や、海棠(声:津田)も同様に、ただ速さだけがすべての価値を決める、最も熱く非情な10秒間の極限の世界で自身を試し続ける。彼らはなぜ走り続けるのか。己の持つすべてを懸けた先に待ち受ける景色とは。「たった100mで人生を狂わされる人間がいるんだよ」、「現実がなにかわかってなきゃ、現実からは逃げられねぇ」など、原作者の魚豊ならではの哲学的なセリフにもぜひ注目していただきたい。

ムビチケカード限定『ひゃくえむ。』特製4カットステッカー
ムビチケカード限定『ひゃくえむ。』特製4カットステッカー[c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

そして、ダイナミックに駆け抜けるトガシと小宮の姿が描きだされた本ビジュアルも解禁。「この距離に刻め。」というキャッチコピーには、トガシと小宮の決意と覚悟がにじんでいる。たった10秒という一瞬の世界に人生を懸ける者たちの生き様に胸が高鳴るビジュアルとなっている。

『ひゃくえむ。』のぴあの前売り特典は「トガシ・小宮のアクスタ2種セット」
『ひゃくえむ。』のぴあの前売り特典は「トガシ・小宮のアクスタ2種セット」[c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

主題歌は、高い音楽性と心に直接響く歌詞で幅広い世代から人気を博すOfficial髭男dismの約8か月ぶりとなる、2025年初のリリース楽曲「らしさ」に決定。メンバーが原作マンガに感銘を受けて今回のコラボレーションが実現し、競争のなかでの葛藤やアイデンティティなど、胸に刺さる書き下ろしの歌詞が印象的な疾走感あふれるナンバーに仕上がっている。Official髭男dismは「世の中は、絶対に敵わない相手やら、絶対に邪魔して来る自分やら、強敵に満ちあふれています。でもそれらに納得せず、慣れもせず、『絶対』に抗い奮闘するすべての人への賛歌としても、この歌を作りました」と楽曲に込めた思いを明かす。

さらに、原作者の魚豊が楽曲にインスピレーションを受けて新規で描き下ろしたジャケ写も解禁。疾走感のあるイラストが映画、楽曲の期待を高める1枚となった。

また、本作のムビチケ前売券が本日7月18日(金)より発売開始。絵柄には正面へまっすぐな視線を向けるトガシと足元に視線を落とす小宮という対照的な2人の姿が印象的なティザービジュアルが使用されている。前売り特典として、ムビチケ前売券(カード)限定で『ひゃくえむ。』特製4カットステッカーが付いてくる。トガシが所属する鰯第二高校陸上部のロゴや、原作でも人気の学食限定「イワコロパン」のイラストなど、ここでしか手に入らない特典をお見逃しなく。そしてチケットぴあでも、限定特典「トガシ・小宮のアクスタ2種セット」付きムビチケ前売券の発売が決定。こちらも同じく同日10:00から発売予定となっている。

『ひゃくえむ。』のサントラジャケット
『ひゃくえむ。』のサントラジャケット[c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

劇場アニメ『ひゃくえむ。』のサウンドトラックは豪華2枚組で9月17日(水)に発売決定。音楽を担当するのは、「東京リベンジャーズ」「呪術廻戦」「Dr.STONE」など、数々の人気アニメ、ドラマ、映画の劇伴音楽を手がける堤博明。DISC1には全編フィルムスコアリングで制作された本編劇伴音楽全20曲を収録。レコーディングはニューヨーク、ブダペスト、東京の3拠点で行われ、各地の名だたるミュージシャンたちが参加。作品の疾走感や緊張感を演出する臨場感あふれるサウンドは必聴だ。

DISC2[Extended Edition]には、本作の音楽制作の原点が垣間見える劇伴音楽の貴重なデモver.や、劇伴音楽のモチーフを使いながら曲としての独立性を高めたエクストラver.、ワークアウトver.など全12曲を収録。インスト・アルバムとしてのクオリティを追求し、サウンドトラックとしての枠を飛び越えた至極の一枚。各販売店舗ではオリジナル特典をつけて予約を受付中。そのほかキャンペーンなど詳細は映画公式サイトのページから確認してほしい!


作品情報へ

関連作品