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実写版「ゼルダの伝説」ゼルダ役&リンク役キャストがついに発表!予想をくつがえす新進気鋭キャスト2人の経歴をチェック

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実写版「ゼルダの伝説」ゼルダ役&リンク役キャストがついに発表!予想をくつがえす新進気鋭キャスト2人の経歴をチェック

任天堂とソニーが共同製作で手掛ける「ゼルダの伝説」の実写映画(2027年5月7日公開予定)から、全世界が注目していたゼルダ役とリンク役のキャスト情報がついに発表された。映画のプロデューサーを務める任天堂代表取締役フェローの宮本茂が7月16日に任天堂の公式SNSを通し、俳優2人の名前と、劇中衣装を着た初公開写真を投稿している。

1986年にシリーズ第1作が発売されて以来、世界中でプレイされてきた人気ゲームシリーズ「ゼルダの伝説」。累計売上本数は全世界で1億5000万本を超え、2023年11月に実写映画化の企画開発がスタート。「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール監督がメガホンをとり、マーベル・スタジオの設立者として知られるアヴィ・アラッドが、宮本とともにプロデューサーを務めることが明らかになっている。

そして今回、製作決定時から全世界の「ゼルダ」ファンが注目を寄せ、予想も白熱していたキャスト情報の答え合わせが。ゼルダ役を演じるのは、イギリス出身のボー・ブラガソン。そしてリンク役には同じくイギリス出身の16歳、ベンジャミン・エヴァン・エインズワース。ここからは両者の経歴を簡単に紹介していこう。

ゼルダ役を演じるボー・ブラガソン
ゼルダ役を演じるボー・ブラガソン[c]Everett Collection/AFLO

2004年生まれのブラガソンは、ルクセンブルクで暮らしていた幼少期にイザベル・ユペール主演の『Hidden Love』に端役で出演し、10歳でイギリスに戻り演劇を学びはじめる。その後、『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』(16)で幼少期のルナ役のモーションアクターを経験し、2017年にBBC Oneのテレビシリーズ「Three Girls」で本格的に女優デビュー。

ディズニープラスのドラマシリーズ「反逆のネル」(配信中)では主人公の妹ロキシー役を演じ、ダミアン・ルイス主演のホラーコメディ映画『The Radleys』ではヴァンパイア家族の一員である娘のクララ役を好演。現在はAmazonのドラマシリーズ「Sterling Point」の撮影期間中のようだ。

【写真を見る】代表作は『ピノキオ』!若手スターの起用が噂されたリンク役に選ばれたのは、16歳の天才子役
【写真を見る】代表作は『ピノキオ』!若手スターの起用が噂されたリンク役に選ばれたのは、16歳の天才子役[c]Everett Collection/AFLO

一方、エインズワースは10歳のころに、イギリスで半世紀以上続く人気ソープオペラ「Emmerdale」で俳優デビュー。2020年にホラードラマシリーズ「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」(Netflixにて配信中)でマイルズ役として出演し、ロバート・ゼメキス監督が手掛けた実写版『ピノキオ』(ディズニープラスにて配信中)ではピノキオの声も担当。

2022年からスタートしたカナダの青春コメディドラマシリーズ「Son of Critch」では主人公のマーク・クリッチ役を演じ、第12回カナダスクリーンアワードのコメディシリーズ部門最優秀主演賞にもノミネート。現在はアリソン・ジャネイやブライアン・クランストンら大物俳優たちと共演した『Everything's Going to Be Great』が北米で劇場公開中となっている。

子役スターとして注目を集めてきたベンジャミン・エヴァン・エインズワース
子役スターとして注目を集めてきたベンジャミン・エヴァン・エインズワース[c]Everett Collection/AFLO

スタッフ陣とゆかりのあるMCU版「スパイダーマン」のトム・ホランドや「メイズ・ランナー」シリーズのトーマス・ブロディ=サングスターら、すでに第一線で活躍する若手キャストがリンク役の有力候補ではないかと目されていたなか、大方の予想をくつがえすような超新進キャストの起用。今後も実写版「ゼルダの伝説」から届けられる続報に注目だ!


文/久保田 和馬

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