竜星涼「いろんな意味で、とても濃い役」怪演を捉えた『九龍ジェネリックロマンス』新場面カット

竜星涼「いろんな意味で、とても濃い役」怪演を捉えた『九龍ジェネリックロマンス』新場面カット

吉岡里帆と水上恒司がダブル主演を務める映画『九龍ジェネリックロマンス』(8月29日公開)から、竜星涼の怪演を捉えた新たな場面写真が解禁された。

【写真を見る】カクテルグラスを片手に得意げな表情の蛇沼みゆき(竜星涼)
【写真を見る】カクテルグラスを片手に得意げな表情の蛇沼みゆき(竜星涼)[c]眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

本作は累計発行部数140万部超える眉月じゅんの同名コミックを実写映画化するミステリー・ラブロマンス。ノスタルジーあふれる街、九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子(吉岡)は、職場の先輩、工藤発(水上)に淡い恋心を抱いていた。ある日、令子は1枚の写真から、工藤には過去に自分と瓜二つの婚約者がいたことを知る。失くした記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な秘密。過去、現在、未来が交錯する中、恋が秘密を解き明かす。主演を務める吉岡と水上のほか、巨大製薬会社の社⻑、蛇沼みゆき役に⻯星、喫茶店「金魚茶館」の店員タオ・グエン役に栁俊太郎、靴屋の店主で令子の親友になる楊明役に乃木坂46の梅澤美波、九龍のあらゆる店でアルバイトをしている小黑役に花瀬琴音、蛇沼と行動を共にし、九龍の街を調べるユウロン役にフィガロ・ツェンら豪華俳優陣がキャスティングされている。

劇中に登場する蛇沼製薬の社長で、ある目的のため令子に近づくのが⻯星演じる蛇沼みゆき。竜星は撮影を振り返り「この役とともに悩みながら、ときに答えが出ていても選べないまま、もがき苦しみ、そして未来へと繋いでいきました」とコメント。また、監督の池田千尋は竜星について「最初に会ったときから蛇沼にぴったりだと直感した」と語り「周囲をよく見て感じている人。空気を読んで気を配れる繊細さを持ちながら、大胆さもある。まさに蛇沼そのものでした」と彼の魅力を語った。竜星自身も「いろんな意味で、とても濃い役です(笑)」と謎に満ちた蛇沼を表現している。

竜星涼が謎に満ちた蛇沼を体現
竜星涼が謎に満ちた蛇沼を体現[c]眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

このたび解禁された場面カットでは、令子を見つけ不敵な笑みを浮かべながら令子の頬に手を重ねる緊張感あふれるショットから、カクテルグラスを片手に得意げな表情で “ある秘密”について語る妖艶な姿が映し出されている。さらに両手を広げ、蛇沼が従える者たちへ「愛する人と生きていける世界」について語りかける一幕や、何を考えているのか読み取れないミステリアスな表情など、見る者に“正体の知れない危うさ”を印象づけるカットが並んでいる。

話題作への出演が続く竜星の怪演も見どころの本作。ノスタルジーあふれる世界観を映画館で堪能してほしい!


文/スズキヒロシ

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