芳根京子×高橋海人共演『君の顔では泣けない』ティザービジュアル＆本編初解禁の特報映像

芳根京子が主演、高橋海人が共演する『君の顔では泣けない』(11月14日公開)から、ティザービジュアルと特報映像が到着。さらに新キャストも発表となった。

【写真を見る】あわせて公開されたティザービジュアル[c]2025「君の顔では泣けない」製作委員会

本作は小説家の君嶋彼方にとってデビュー作となった同名小説を『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎による脚本、監督で実写化。物語の始まりは、高校1年生の夏。プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。これはなにかの間違い、と元に戻ることを信じその方法を模索し奔走する。しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻ることができなかった。人生の転機を入れ替わったまま経験していく2人。しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。入れ替わったことをなかなか受け入れられないまま馴染めず、不器用でありながらも誠実に生きようとする主人公の坂平陸を芳根が演じ、水村まなみ役を高橋が演じる。

このたび解禁されたのは初の本編映像となる特報。映像では、入れ替わった陸とまなみが元に戻れないまま、お互いの人生を歩む様子が印象的なスチールと共に描きだされる。進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れ。15歳から30歳までのかけがえのない15年間がエモーショナルに紡がれる。芳根演じる陸が「入れ替わったのが水村でよかった」とこぼすと、高橋演じるまなみも「私もいま同じこと言おうと思ってた」と和やかに答える。映像は「私の顔で情けなく泣かないでくれる？」というまなみの言葉から、あふれる涙を必死に堪えようとする陸の表情に『君の顔では泣けない』というタイトルが合わさる印象的なカットで締めくくられる。

さらに、2人の15歳を演じたキャストもあわせて解禁。陸を演じたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し芸能界デビューとなった西川愛莉。西川は本作の出演について「オーディションの結果を聞いた時は、とても嬉しかったと同時に、陸とちゃんと向き合っていけるのか、不安もありました。この映画が観てくださるみなさんにどのように届くのか、期待と緊張で一杯ですが、先が見えない不安のなか、もがいて悩んで、お互いに支え合いながら成長していく2人を劇場で見守っていただけたら嬉しいです」とコメント。

そして、まなみを演じたのは、恵比寿学園男子部、通称「EBiDAN」の研究生である「EBiDAN NEXT NAGOYA」のメンバーとして活動する武市尚士。武市は撮影時を振り返り「俳優として初めての現場で、緊張でドキドキが止まらなかった僕に、監督やスタッフのみなさん、そして共演者の方々がたくさんのことを教えてくださったおかげで、最後まで演じ切ることができました」と語っている。西川も武市も本作が初の映画出演となる。

話題作への出演が続く芳根と高橋が初共演し、15年にも及ぶ男女の“入れ替わり”を描いていく本作。新キャストも交えた俳優陣の熱演をスクリーンで堪能してほしい！