木村昴、森永悠希、秋山寛貴が『ブラック・ショーマン』に参戦!事件の容疑者となるヒロインの同級生役に
累計発行部数1億冊を突破するヒットメーカー、東野圭吾による小説を映画化した『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)。本作に木村昴、森永悠希、ハナコの秋山寛貴が出演していることが明らかとなった。
ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと、巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつくという、超個性的な主人公、神尾武史を演じるのは福山雅治。さらに、武史の姪であり、実父が何者かに殺されたことをきっかけに彼とバディを組み、殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世役で有村架純が出演する。本作が初共演となる2人が、名バディを組み、謎の殺人事件に挑む。
これまでに成田凌、生田絵梨花、犬飼貴丈、岡崎紗絵、森崎ウィン、伊藤淳史、生瀬勝久、仲村トオルといった豪華キャスト陣が発表されている本作。今回、新たに木村&森永、秋山らが真世(有村)の同級生役で出演していることが明らかに。声優、俳優、芸人と各界からの多種多様な面々が集結し、“全員怪しい”容疑者の同級生役が出揃うこととなった。
真世の中学時代の同級生の一人で、釘宮(成田)が手掛けた大ヒット漫画「幻脳ラビリンス」による町おこしを企画する中心人物、柏木広大を演じるのは、声優として「ドラえもん」や「呪術廻戦」、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」などで数々の人気キャラクターを担当するほか、タレント、俳優、MCなど多岐にわたって活動する木村。近年では、大河ドラマ「どうする家康」、テレビドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」、『赤羽骨子のボディガード』(24)など話題作への出演を続け、俳優としての活躍も目覚ましい。有力企業「柏木建設」の社長息子として地元で幅を利かせる柏木を演じた木村は、「衣装合わせの時、監督に『その細い金色のネックレスものすごくいやらしくて柏木っぽいな。誰が用意したの?』と聞かれたので、『普段からつけてる自前のものです』と答えたところ『リアル柏木だ…』とお墨付きをいただいたことをいまでも覚えています」と、クランクイン前から自身と柏木のキャラクターがシンクロしていたことを明かす。
同じく真世の同級生で、地元の酒屋「原口商店」店主を務める原口浩平役の森永は、子役からキャリアをスタートさせ、『しゃべれども しゃべれども』(07)で注目を集めると、「ちはやふる」、Netflixドラマ「今際の国のアリス」シリーズ、連続テレビ小説「ブギウギ」、『市子』(23)など数多くの映画、ドラマ、舞台に出演し、幅広い役柄を演じてきた実力派俳優。今作の出演について森永は、「東野圭吾さん原作の作品にかかわらせていただくのは2度目なのですが、今回はどんなミステリーなのだろうと楽しみでしたし、光栄でした」と、うれしさを滲ませている。
もう一人の同級生キャストとして、地元の地方銀行「三つ葉銀行」に勤める牧原悟役に、お笑いトリオ、ハナコの秋山を大抜擢。秋山、岡部大、菊田竜大の3名からなるハナコは、「キングオブコント2018」での優勝を皮切りに大ブレイクし、幅広い層から人気を集めている実力派コント師。なんと秋山は『ブラック・ショーマン』で記念すべき俳優デビューを果たすことに。小さい頃から大の映画好きで、芸人を目指し上京後、映画館でアルバイトをしていたそうで、本作への出演が決まった際の気持ちや撮影時の思い出を聞かれると「ほとんどお芝居のお仕事をいただいたことがないなか、突然で驚きのオファーでした。撮影は人生初のアルバイトに映画館を選ぶような自分にとって興奮に満ちあふれた夢のような時間でした」とリアクション。実力派コント師のツッコミ担当が初めてスクリーンで魅せる等身大の演技に注目したい。
出演キャストが続々と明らかになっているが、まだまだベールに包まれた情報が控えている模様。今後の『ブラック・ショーマン』の最新情報もチェックしてほしい。