「号泣した!」「2人が大好きになった」と大反響!『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』日本版ロング予告編

「号泣した!」「2人が大好きになった」と大反響!『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』日本版ロング予告編

大ヒット公開中である『破墓/パミョ』(24)のキム・ゴウン、ドラマシリーズ「Pachinko パチンコ」のノ・サンヒョンが共演した『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』。本作より、日本版ロング予告が新たに解禁された。

他⼈の⽬を気にせず⾃由奔放に⽣きるジェヒと、ゲイであることを隠し孤独に⽣きるフンス。本作は正反対の2⼈が出会い、同居したことから始まる「⾃分らしい⽣き⽅」を⾒つける物語となっている。主⼈公のジェヒを演じるのは、⼤ヒット作『破墓/パミョ』で百想芸術⼤賞映画部⾨ ⼥性最優秀演技賞を受賞したゴウン。フンスには国際的に注⽬されたドラマシリーズ「Pachinko パチンコ」で傑出した存在感とリアリティあふれる演技⼒で世界から発⾒された新鋭俳優のサンヒョン。原作は世界三⼤⽂学賞「国際ブッカー賞」や「ダブリン⽂学賞」にノミネートされたパク・サンヨンのベストセラー⼩説で、『アメノナカノ青空』(05)、『女は冷たい嘘をつく』(16)のイ・オニ監督がメガホンをとった。口コミで共感と共に熱い絶賛が寄せられるなか、「大切に心に留めておきたい」と本編に登場する“刺さるセリフ”にも注目が集まっている。

解禁された動画では、ジェヒとフンスにそれぞれ訪れる葛藤をフォーカス。「死にたかった?」と問うジェヒにフンスは「いいや。生きたくなかった」と答える。他人のことを気にせずしたいことをするジェヒと対照的に、人の目が気になるフンス。正反対の2人だが、フンスはジェヒにだけは本音を打ち明ける。そんなフンスにジェヒは「あんたらしさが、なんで“弱み”なの?」と背中を押してくれる。ゲイであることを隠し、“ゲイは治る“と信じている母親にも口を閉ざし、特別になりかけているボーイフレンドのスホとの関係にも踏み込めないでいるフンスは、「執着も愛だろ?」というスホの言葉に「バカ言うな、心の病だ」と返してしまう。

人目を気にせず、したいことをするが、その代償とばかりに、恋人に裏切られ、周囲から蔑視されるジェヒ。身も心も傷ついて、医者にまで責められた時「どうして勝手に決めつけるの?私だって自分がまだわからないのに」と慟哭するジェヒをフンスは抱きしめるしかできなかった。“普通”からはみだすことでたくさんの傷を負うジェヒとフンスだが、「俺たちおかしいか?」、「いいえ最強よ」と互いの絆を確かめ合う。


みっともなくて情けなくても、互いの自分らしさを誰よりも認め合う、そんな“最強の関係”の2人の行先を、ぜひスクリーンでご覧いただきたい。

文/山崎伸子

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