中村海人の名前を見て松田元太が涙!Travis Japanがそろって『リロ&スティッチ』イベントに登場
現在世界中で大ヒット上映中の『リロ&スティッチ』が、日本でも国内興行ランキング2週連続No.1を記録。6月16日には一夜限りの『リロ&スティッチ』プレミアム・ダンスナイトがTOHOシネマズ 日比谷で開催され、人気アイドルグループTravis Japanの7名が登場し、日本版エンドソング「バーニング・ラヴ」を生歌唱した。
6月6日の日本公開に先駆け、アメリカをはじめ世界各国で5月23日より公開された本作は、全米でメモリアルデー週末4日間としては歴代No.1のオープニング記録となる興行収入1億8,300万ドル(※日本円で約259億円※Box office mojo調べ/6月8日時点)を上げ、堂々のNo.1スタートを切り、勢いそのままに3週連続全米トップを記録した。
公開前に実施されたジャパンプレミアイベントで、「いつか皆さんの前で歌えたら」と語っていたデイヴィッド役の日本版声優を務める中村海人の念願が叶い、このたびTravis Japan7人全員が揃ってイベントに登場した。中村は「先日のジャパンプレミアイベントで、ME:Iのみなさんが(ナニ役の日本語吹替版声優を務めた)MOMONAさんの雄姿を観に来てくれていて、メンバーが来てくれるってなかなかない機会だからうらやましいなって思っていたので、今回Travis Japanとして7人でこのステージに立って、『バーニング・ラヴ』を皆さんに届けられてとてもうれしいです」と喜びを明かした。
また、宮近海斗は「ライブの公演前に『リロ&スティッチ』のエンドソングにTravis Japanが決まったと知らされて、その場でみんなで『バーニング・ラヴ』という曲を調べました。アニメーション版のエンディングでも流れるこの曲を、僕たちが歌うとどうなるんだろうってとてもわくわくに包まれていました」と、日本版エンドソングアーティストに抜擢された当時を振り返った。七五三掛龍也は「実際に映画を観させていただいて、エンドソングが流れた時は泣いちゃいました。すごくいいところで流れるんだもん…」と告白した。
本作は、すでに日本国内で昨年の洋画実写No.1の『ライオン・キング:ムファサ』の記録を超え、2025年の洋画実写No.1となることが期待されているが、同作で日本版声優を務めた松田元太は「僕もいろいろと教えていただきながら挑んだので、海人がオーディションに受かったって聞いた時は自分のことのようにうれしかったし、かっこいいな、すごいなって素直に感じました。僕は公開後にも映画館で『リロ&スティッチ』を観たんですが、エンドロールが終わって最後に“デイヴィッド役:中村海人”っていう名前を見た時に一番涙を流しちゃいましたね」とコメントした。
また、映画を観た感想を聞かれた松倉海斗は「もしデイヴィッドの声が海人だと知らずに観たら、海人だと気づかなかったんじゃないかなってくらい、完全にデイヴィッドだったので感心したし誇らしいなと思いながら観ていました」と明かし、川島如恵留は「僕は普通に映画を観に行った時に予告編で海人の声が聞こえてきて、海人に『出てるじゃん!』ってLINEを送りました」とほほえましいエピソードを明かした。
本作が公開されると“オハナ(家族)”の絆を描く感動のハートフル・ファンタジーへの絶賛の声や、思わず泣いてしまったといった感動の声が多数寄せられているが、宮近は「両親を亡くしたリロとナニが、2人で暮らそうと一生懸命頑張るストーリーなんですが、いろんなことが重なって1人じゃうまくいかなくて葛藤する姿に感動しました。大人になってから観ると、家族の絆やオハナの愛がしみて、泣いちゃいましたね」と熱い感想を語り、吉澤閑也も「リロとナニが何回も喧嘩しちゃうけどやっぱり仲が良いっていう家族の感じが、自分の家族を見ているみたいで感動しました。親とけんかしてる自分の姿を重ねちゃって…」と明かした。
そしてスティッチからTravis Japanへ向けたメッセージ動画も到着!彼らが歌う「バーニング・ラヴ」は、手でスティッチを作る振りつけや、メラメラ燃えるハートの振り付けがキャッチーな“ハートメラメラダンス”が大きな話題を呼んでいるが、スティッチも「スティッ チ『バーニング・ラヴ』大好き!」とラブコールを送った。また、「ぜひ今度一緒にセッションしよう!」というスティッチからのメッセージを受け、会場に集まった観客へ向けたダンスのレクチャータイムも実施。中村の「一緒に踊りましょう!」という提案のもと、集まったファンも全員参加で会場一体となって“ハートメラメラダンス”を踊り、大熱狂のダンスナイトとなった。
最後に中村から「この『リロ&スティッチ』という映画は、本当に家族の絆を強く感じられる映画なので、これから観る皆さんもぜひ楽しんで、そしてピュアな心で帰っていただけたら嬉しいです」とメッセージが贈られ、イベントは大盛況のなか幕を閉じた。
文/山崎伸子