登場人物全員ワルの世紀のもみ消し劇が開幕!トム・ハーディー主演「モブランド」本予告
ガイ・リッチー監督が主演にトム・ハーディーを迎えたドラマシリーズ「モブランド」が7月4日(金)よりParamount+にて独占配信される。このたび本予告が解禁となった。
本作はイギリスのロンドンを舞台に、莫大な富と権力が渦巻く裏社会を牛耳る犯罪一家、ハリガン家に忠誠を誓う最強のフィクサー(もみ消し屋)であるハリーの物語。ファミリーの誰かが起こす些細な揉め事から、ビジネスを妨げる裏切り者の処分まで、ありとあらゆるトラブルに完璧に対応する日々を送っていたハリーのもとに、ボスの孫が起こしたある事件のもみ消しの指示が舞い込む。その事件とは、敵対ファミリーの殺害事件という裏社会を揺るがし、ファミリーの存続に関わる超一大事件だった。
解禁された本予告は、組織に牙をむいた者に容赦なく銃口を突きつける、ハーディー演じるハリーの冷酷な姿で幕を開ける。コンラッド・ハリガン(ピアース・ブロスナン)を当主とするハリガン家は、圧倒的な権力で裏社会を牛耳っていたが事態は一変。敵対組織と一触即発の状況に陥るなか、ファミリー存続の希望を託された“最強のフィクサー”ハリーは、事件の目撃者の口を脅しと暴力で封じ、時には殺しで証拠を隠滅し、完璧な仕事で華麗に事件をもみ消していく。
しかし、その鮮やかな仕事ぶりで敵対ファミリーから目をつけられたハリーは、自身だけではなく妻と娘の命までも狙われ始め、忠誠を誓った親愛なるファミリーか、愛を誓った本物のファミリーかを選ぶ“究極の選択”を突きつけられることに。
さらに映像では、勢力拡大を狙うコンラッドの妻で、ファミリーの実権者であるメイヴ(ヘレン・ミレン)が、ハリーら部下を従える貫禄ある姿を見せたと思いきや、ファミリーの主コンラッドが自ら裏切り者に手を下す感情的な姿も映し出される。熾烈な裏社会を生き抜き、富と権力を築き上げてきた夫婦の狡猾な悪人っぷりにも注目が集まる。
くせ者だらけで誰一人信用できない裏社会で暗躍するハリーは、欲望が渦巻く抗争の果てに生き残ることができるのか?「モブランド」の配信スタートを楽しみにしてほしい。
文/平尾嘉浩