『ハルビン』主演ヒョンビンら豪華キャスト陣が日本のファンに向けたメッセージ映像&鬼気迫る場面写真
ヒョンビン主演の『ハルビン』(7月4日公開)から、豪華キャスト陣が日本のファンに向けて贈るメッセージ動画と新たな場面写真が到着した。
本作はアジアを震撼させた歴史的事件を現代の視点から再解釈したサスペンスアクション。祖国独立という使命を胸に命をかけて、中国ハルビンへ向かった大韓義軍アン・ジュングン(安重根)と同志たちの姿を活写する。アン・ジュングンをヒョンビンが演じるほか、キャスト陣にはパク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウク、そして特別出演のチョン・ウソンといった韓国映画界の実力派俳優が集結。さらに伊藤博文役でリリー・フランキーが出演している。韓国現代史を描くヒットメーカーで映画監督のミンホと『ソウルの春』(23)制作スタッフがタッグを組み、ラトビア・モンゴルなど大規模な海外ロケーションを敢行して圧巻の映像世界を作り上げた。
この度、ヒョンビン、ジョンミン、ウジン、チヨビン、パク・フン、ユ・ジェミョン、ドンウク、そしてミンホ監督より、日本公開を祝してメッセージ映像が到着。映像は「こんにちは!」と日本語のあいさつで始まり、ヒョンビンの「日本の皆さん、こんにちは」という言葉に続いて監督と豪華キャスト陣がそれぞれコメント。そしてアン・ジュングンの新しい姿や、大韓義軍の波乱万丈な旅路、息詰まるスパイ戦、圧倒的なスケールの演出など本作の見どころをアピールしている。さらに、伊藤博文を演じたリリー・フランキーもコメントを寄せ、「ぜひ劇場でご覧くださいませ」と呼びかけている。
あわせて解禁された場面写真では、祖国独立という使命を背負ったアン・ジュングンをはじめ、同志たちの葛藤や決意が伝わる表情のカットがあるかと思えば、彼らの行く手を阻む伊藤博文の姿、日本軍の森辰雄の姿も。さらに、当時の風景に近い場所で撮影するというミンホのこだわりによって、ラトビアやモンゴルなどで実施された大規模な海外ロケーションのスケール感が伝わってくるカットでは、アン・ジュングンが孤独のなかで自らの使命を確信する氷上のシーンや、ある任務のためアン・ジュングンと同志が雪に覆われた地や砂漠を駆けるシーンなどが含まれている。
20世紀初頭、激動の東アジアを舞台に展開する歴史の一場面を壮大なスケールで描く本作。大迫力の映像と手に汗握る物語を劇場で体感してほしい。
文/スズキヒロシ