コラム 2025/5/3 12:00

伝説だらけのトム・クルーズ来日を振り返り！被災地へのエールに3都市縦断、“神対応”連発でファンと一緒に映画鑑賞も…

真夏の歌舞伎町で、ひとり残らず神対応！

2015年8月に行われた『ミッション：インポッシブル／ローグ・ネイション』(15)のジャパンプレミア当日は、東京都内の最高気温は35度を超え、夕方になっても30度以上のうだるような暑さに包まれていた。

酷暑でもトムの笑顔は変わらない！(写真は2015年『ミッション：インポッシブル/ローグ・ネイション』での来日)

会場となった新宿・歌舞伎町のど真ん中に敷かれた約60mのレッドカーペットには1000人超のファンが集結。そこに登場したトムは、集まったファンと握手やサイン、ツーショットなど、実に2時間にわたってノンストップでファンサービス。SNS時代の到来も相まって、“神対応”というワードがトレンド入りを果たすなど、大熱狂を巻き起こした。

コロナ禍の沈黙を破った、ビッグサプライズ！

日本でも社会現象級の大ヒットを記録した『トップガンマーヴェリック』(22)は、コロナ禍に突入して以後パタリと途絶えていた、ハリウッドスターの大々的な来日プロモーションが帰ってくるエポックメイキングな出来事として記憶に新しい。横浜の大さん橋で行われたレッドカーペットでは、いつもと変わらぬ神対応ぶりに涙するファンが続出。フィナーレには横浜の夜空を彩る花火も打ち上げられた。

横浜で日本のファン400人と花火を堪能！撮影/成田おり枝 (写真は2022年『トップガンマーヴェリック』での来日)

さらに会場をTOHOシネマズ日比谷へと移して行なわれた舞台挨拶で、トムは突然「今日はみんなと、ここで映画を観るよ」と宣言。どよめきと歓声に包まれるなか、“映画館でハリウッドのトップスターと同じ空間を共有する”という夢のようなひと時が実現。その際にトムが座った座席は、いまでもファンの間で争奪戦が繰り広げられているのだとか。

2年前に叶わなかった来日…新たな“伝説”が作られる！

観客を驚かせ、楽しませることに情熱を注ぎ、来日のたびにさまざまな“伝説”を作ってきたトム。前作『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』(23)の公開時には、予定されていた来日プロモーションが直前で開催中止となっただけに、今回はファンにとっても、そしてトムにとっても待望の来日となることだろう。