大人気ホラーアンソロジーシリーズ最新作『V/H/S ビヨンド』待望の日本上陸!最“恐”の未知との遭遇を期待させる場面写真も
かつて1作目から3作目までが日本で劇場公開され、いまなお圧倒的な支持を獲得し続けているホラーアンソロジー映画「V/H/S」シリーズの最新作『V/H/S ビヨンド』が7月4日(金)より公開されることが決定した。さらに、本作のメインビジュアルと場面写真も解禁されている。
「V/H/S」シリーズは4作目以降が米大手配信サービス「SHUDDER(シャダー)」のオリジナル作品として製作されていたことから、同サービスが展開されていない日本では観ることが難しくなっていた。一方で期待の声も高く、本作の日本公開を待ち望む声も多く見られている。今回は、まさにファンにとっては念願の日本公開となる。
『ゴジラxコング 新たなる帝国』(24)のアダム・ウィンガード監督や、『MaXXXine マキシーン』(6月6日公開)のタイ・ウェスト監督を世に送り出したホラーアンソロジー映画『V/H/S シンドローム』(12)。同作は「発見されたビデオテープに映っていた映像」をコンセプトにした、ファウンドフッテージ作品だった。しかし『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)といった従来のものとは異なり、ショッキングなビジュアルの怪物の登場や、凝ったストーリーライン、挑戦的な演出など、参加した監督の野心的な挑戦がみなぎる作品に。これによりシリーズは熱狂的な支持を獲得。才能ある監督たちとともに3作目まで製作され、ひとたび完結を迎えた。7年の時を経て、米配信サービス「SHUDER(シャダー)」がシリーズを再始動。4作目となる『V/H/S/94』(21)は公開されるや否や、過去の3部作を超える興奮の渦に観客を叩き込んだ。その後シリーズは1年ごとに新作を発表されている。
このたび、シリーズ最新作『V/H/S ビヨンド』(24)の権利をアムモ98が取得。同社内の洋画レーベルKOOKS FILMが配給を務め、7月4日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷を中心に公開される。本作の『V/H/S ビヨンド』のコンセプトはなんと「宇宙」。シリーズはジャンルを超えて、ホラーとSFを掛けあわせた前人未到の領域へと足を踏みだした。
あわせて解禁となったのは、挑戦的なコンセプトを体現したメインビジュアル。シリーズのトレードマークであるスカルが宇宙と一体化して、人間を宇宙的恐怖へと吸い込んでゆくインパクトの強いものとなっている。また、映画本編の場面写真も公開。血に塗れた異形のゾンビや、奇妙な生命体など、衝撃的な映像のフッテージが切り取られている。ファウンドフッテージの域を超え、これらが所狭しと暴れまわる本編は、ホラーファン、SFファン必見のものとなりそうだ。
メインビジュアルの恐怖の渦に吸い込まれる人影は、映画の登場人物か、それとも観客なのか?「史上最“恐”の未知との遭遇」であること間違いなしの映像体験に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ