“無痛”を武器にムチャをしまくる!『Mr.ノボカイン』痛みを感じない男が躍動する本予告映像

“無痛”を武器にムチャをしまくる!『Mr.ノボカイン』痛みを感じない男が躍動する本予告映像

人気テレビシリーズ「ザ・ボーイズ」のジャック・クエイドが主演を務めるアクション映画『Mr.ノボカイン』(6月20日公開)。このたび、本作より本予告映像、ポスタービジュアル解禁となった。

本作は、生まれつきどんな痛みも感じない“無痛の男”ノボカイン(クエイド)を主人公としたアクション映画。強盗に連れ去られてしまった愛する彼女を救うため、ノボカインは“痛みゼロ”という唯一の武器を駆使して立ち向かう。そんなノボカインを取り巻く共演者には、ノボカインの彼女役に『プレデター:ザ・プレイ』(22)のアンバー・ミッドサンダー、ノボカインの親友役に「スパイダーマン」シリーズのジェイコブ・バタロン、強盗役に『プロミシング・ヤング・ウーマン』(20)のレイ・ニコルソンといった若手注目俳優たちが集結した。監督は、2人での初監督作品『Body(原題)』(15)でいきなりヴェネチア映画祭にノミネートという鮮烈デビューを果たした、ダン・バーク&ロバート・オルセンが務めている。

本日4月24日は、本作で主人公の“無痛の男”ノボカイン役を務めたクエイドの誕生日。このおめでたい日にあわせて、彼が演じるノボカインが大好きな彼女のために全力ムチャぶりを繰り広げる、最新版予告映像が公開に。過激描写を含むためR15+指定となった本作だが、今回の映像は、“安心加工バージョン”となっている。R15+であることをあえて全面に打ちだしながらも、“痛くない”雰囲気満載なポップで楽しめる仕上がりだ。気弱でマジメな普通の銀行員、ノボカインが、銀行強盗の人質となった彼女(ミッドサンダー)を救うため、痛みゼロの身体をフル活用して大奮闘。ケンカすらしたことのない”フツー”な男、ノボカインが、「全然痛くな~~いから問題ナシ!」なノリで突き進む姿は、まさに応援したくなる愛すべきヒーローと呼べるものだろう。R15+の映像も、映倫マークでソフトな衝撃&ハイテンションナレーションのおかげで、ビビらず楽しめる安心設計となっている。

さらに、ムチャしすぎて絶体絶命かと思いきや、やっぱり“全然痛くない”ノボカインの姿を捉えた新ポスタービジュアルも到着。ピザカッターやナイフ、フォークを突きつけられ、顔面をガラスに押し付けられるという絶体絶命の状況にもかかわらず、満面の笑みを浮かべるノボカインの姿が印象的。「イタくな~~い」とガラスに書かれたメッセージが、その異常なまでの無痛っぷりと、コミカルな世界観をひと目で物語っている。さらに、「巨大トゲトゲボール直撃」や「ナイフが手にグッサリ」など、超激痛シーンのオンパレードがイエローテープ風にデザインされ、“この男に待ち受ける試練”をコミカルかつ過激に切り取っている。“R15+級のムチャ”を覚悟のうえで彼女を守ろうとする、ノボカインの奮闘が、ひと目で伝わるビジュアルとなった。

クエイドを主演に大抜擢した本作の監督であるオルセンは、「内向的な役を演じるためにオタクっぽい雰囲気を持ち、かつアクション映画となったときに、それを見事に演じきってスター性を発揮できるような人物を見つけるのは難しいことです。ジャックは、こうした異なる役柄を演じ分ける能力を持っています」と彼を称賛。クエイド自身も、1980~90年代の楽しいアクション映画をこよなく愛するファンで、「この映画で私が気に入っているのは、アクション映画の楽しさに焦点を当てた古き良き映画から多大な影響を受けているところです」と本作に強い愛着を持っていることを明かしている。


本作を皮切りに大きな飛躍を期待されているクエイド。彼が、この作品で放つ鮮烈なパフォーマンスと、“無痛”という唯一無二の特性を武器に突き進む姿をぜひ劇場で目撃したい。

文/鈴木レイヤ

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