ジャック・ブラック『マインクラフト/ザ・ムービー』で“マイクラ愛”を炸裂!家族が出演をあと押し

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ジャック・ブラック『マインクラフト/ザ・ムービー』で“マイクラ愛”を炸裂!家族が出演をあと押し

世界的大人気ゲーム「マインクラフト」初の映画化作品『マインクラフト/ザ・ムービー』が、4月25日(金)より日本公開を迎える。主演は『スクール・オブ・ロック』(03)、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)、「ジュマンジ」シリーズの人気俳優ジャック・ブラック。ここでは、撮影現場でも“マイクラ愛”を炸裂させていたブラックの制作秘話を、彼自身のコメントも交えてお届けする。

【写真を見る】ジャック・ブラックとジェイソン・モモアの競演も見もの!
【写真を見る】ジャック・ブラックとジェイソン・モモアの競演も見もの![c]2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.IMAX[R] is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories

4月3日から世界75以上の国と地域、4万500スクリーンで公開され、4月6日までで全米興行収入1億5700万ドル(約230億円)、全世界興行収入は3億0100万ドル (約442億円) を記録した本作。全米では初登場No.1かつ2025年最大のオープニング成績を挙げ、メガヒットスタートを切った(※Box Office mojo調べ ※1ドル147円換算、4月7日現在)。本作は、生き物も自然もなにもかも四角でできた独特な世界はもちろんのこと、豪華キャストの出演にも話題が集まっている。

“すべてが四角形でできた世界=”マイクラワールド”での冒険が描かれる
“すべてが四角形でできた世界=”マイクラワールド”での冒険が描かれる[c]2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.IMAX[R] is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories

今回、紹介するのは、メインキャラクターの一人である、スティーブを演じるブラックにフォーカスした貴重な制作秘話だ。ブラックが演じるのは、“すべてが四角形でできた世界=マイクラワールド”の先住民、スティーブ。現実世界からマイクラワールドに転送されてしまったギャレット(ジェイソン・モモア)、ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)、ナタリー(エマ・マイヤーズ)、ドーン(ダニエル・ブルックス)がピンチになった時に登場する、頼れる先輩クラフターだ。劇中ではマイクラワールドで数々のアイテムや建物を創り出したり、ハイテンションな歌唱を披露したりと、ブラックらしい魅力が炸裂する新たなハマり役を熱演している。

そんなブラックだが、実はゲーム「マインクラフト」の大ファンだと言う。「僕の家族はみんなマインクラフトをプレイしているんだ」と一家そろってゲームを楽しむほどのファンで、本作のオファーをもらった際に、「息子たちに今回の映画の話をしたら、彼らは『やらなきゃダメだよ!これはマインクラフトだぞ。お父さん、バカなこと言うな!絶対やるべきだよ!』って言われたよ」と、息子たちの猛プッシュが本作出演の決め手の一つだったことが判明!

『マインクラフト/ザ・ムービー』は4月25日(金)より公開
『マインクラフト/ザ・ムービー』は4月25日(金)より公開[c]2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.IMAX[R] is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories

また、撮影の合間にも実際にゲーム「マイクラ」をプレイしていたキャスト&スタッフチーム。本作のプロデューサーで、「マインクラフト」のクリエイティブディレクターの一人でもあるトルフィ・フランス・オラフソンは、ブラックの様子について、「スタッフのなかには本気でマイクラをプレイしたい人もいたんだけど、ゲームプレイをする輪には必ずジャックがいたよ。彼はスティーブ役をとても真剣に考えていて、鉱山にこもり、採掘しながら、クレイジーな塔や階段、アートギャラリーのようなものを作っていた。そのうち、セットデコレーターや美術スタッフ、視覚効果チームまで参加し始めて、気づけば映画『マイクラ』のスタッフが手掛けた美しい村ができあがっていた。ただのスタッフの遊びだったはずが、みんなが夢中になって創造を楽しむ場になっていたんだ」と、彼自身のマイクラスキルもスティーブと同じく発揮されていたことを明かした。

そして、本作ではCGだけでなく、実際に四角形でできたマイクラワールドを壮大なセットでも再現。見事な世界観を作り上げた美術監督のグラント・メイジャー(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなど)の仕事ぶりに対して、ブラックは「彼は伝説的な美術監督であり、今回も最高の仕事をしてくれた。プロダクションデザインは見事で、セットや小道具の忠実度と美しさには驚かされるだろう。ゲームの要素をそのまま取り入れたこの世界が、映画のなかでどのように再現されているのか、スクリーンで観るのが待ちきれない。ローストチキンですら、ちゃんと立方体になっている」と、マイクラファンの目線からも大絶賛している。

映画本編ではそんなブラック演じるスティーブが、歌って、踊って、創造(つく)って、戦って…と大忙しに大活躍する。子どもから大人まで楽しめる、彼のエンタテインメント性が光り輝く姿を堪能できる本作。2025年のゴールデンウィークは、ぜひ映画館の大スクリーンで、前人未到のマイクラ世界転送体験をしていただきたい。


文/山崎伸子

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