長澤まさみ×矢口史靖監督『ドールハウス』がポルト国際映画祭グランプリを受賞!
<コメント>
●矢口史靖監督
「ポルトの観客の皆さんにお礼を言いたいです。あんなに熱狂的に受け入れてくれるとは想像してなかったので、上映中のどよめきと大絶叫が一番のご褒美です。賞をいただけたことで、映画として誰にでも楽しめるエンタテインメントができたのだと確信しました。ありがとうございます」
●ベアトリス・パチェコ・ペレイラ(ポルト国際映画祭共同ディレクター)
「この作品を選んだ理由のひとつは、女性たちの心が映されていることです。映像も美しく見ごたえがある作品でした。人形が可愛らしくもまるで悪魔のようで、ごく普通の家庭におとずれる恐怖がぞくぞくと伝わってきました。作品のテイストも独創的です。CG技術に頼らない作品で、この人形のような質感はCGでは出せないものです。
おもしろいことに、彼女が本当に普通の子供に見えました。人形なのに本物の人間のように見えてしまうのです。私も幼かった時、ちょうど同じような人形を持っていたんです。小さな人形でしたが…彼女のように怖い人形ではなかったですね!チケットは完売でした。大ヒット間違いなしですね」
※記事初出時、表現に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。
文/久保田 和馬
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