ロビー・ウィリアムス&監督熱望により特別制作!『BETTER MAN/ベター・マン』声優の森川智之ナレーションの本予告
『グレイテスト・ショーマン』(17)のマイケル・グレイシー監督最新作『BETTER MAN/ベター・マン』(3月28日公開)から本予告と本ビジュアルが解禁された。
本作はイギリス音楽界において史上最高の売り上げ記録をいまだ維持する“スーパー”ポップスターのロビー・ウィリアムスの半生を描くミュージカルエンタテインメント。1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューし、その後ソロアーティストとして世界的な成功を収めたウィリアムスの波乱に満ちた人生を、観る者を夢中にする斬新な映像表現でせつなくもダイナミックに活写する。
現地時間12月9日に各賞ノミネーションが発表された、アカデミー賞の前哨戦ともいえる第82回ゴールデン・グローブ賞にて、本作の楽曲「Forbidden Road(by Robbie Williams, Freddy Wexler & Sacha Skarbek)」が最優秀主題歌賞にノミネート。ウィリアムスの地元イギリスでは、本作のサウンドトラックがUKアルバムチャートで1位を獲得した。これによりウィリアムス自身通算15作目の首位となり、歴代1位のビートルズの記録に並ぶ快挙を達成。さらに1月23日に各賞ノミネーションが発表された第97回アカデミー賞では「視覚効果賞」にノミネートを果たすなど、映画を彩る楽曲はもちろん、主人公の姿だけでなく、ダンスシーンやライブシーンでは、あたかも彼とその場にいるような没入感を感じることのできる体感型視覚効果にも世界中から注目が集まっている。
日本よりも一足早く公開された各国では『グレイテスト・ショーマン』を超える圧倒的スケールの映像と音楽が多くの観客を魅了し、映画批評を集積、集計するサイト「ロッテン・トマト」でも、オーディエンススコア90%以上(2025年2月4日現在)という高評価を獲得。各国の映画賞でも軒並みノミネートを果たし、現地2月7日に授賞式が行われたオーストラリア・アカデミー賞では主要含む9部門の最多受賞の快挙を達成している。
このたび本予告と本ビジュアルが解禁。本予告は、ロビーと監督のグレイシーが「ストリーミングではなく、大スクリーンで映画を観て欲しい」と願って、日本公開のために特別に制作が許可された「ジャパンオリジナルバージョン」であり、人気声優の森川智之が予告ナレーションを務めている。
自らを“パフォーミング・モンキー”と捉える彼の視点から物語を描くため、一貫して主人公ロビーは“サルの姿”で描かれる。人よりも進化が遅れ、誰からも愛されていないと考えていた少年ロビーは、幼いころから常に孤独を感じていた。それでも自分がスターになることで、父親にそしてみんなに認められたいという気持ちで、ポップスターへの夢を追いかけ続けるが、スターダムの先に待つ耐えきれないほどの重圧と恐怖心は、徐々にロビーの精神を蝕んでいく…。圧倒的没入感のミュージカルシーンの数々とともに、エンタテインメント業界の困難、子ども時代のトラウマ、嫉妬、疎外に苦悩しながらも本当の“愛”を見つけ立ち上がろうとする主人公の姿が胸を打つ映像となっている。
映像前半で流れるミュージカルシーンは、ロンドンの観光名所であるリージェント・ストリートを封鎖して大々的に撮影され、ウィリアムスの楽曲「Rock DJ」に合わせて総勢500人以上のダンサーが同時に踊るという、前代未聞の迫力で実現。他にも3万人を越えるエキストラが参加した歴史的野外コンサートシーンや、ロマンティックな船上のダンスシーンなど、幻想的な映像マジックと、圧倒的スケールで描かれるミュージカルシーンの数々が観る者の胸を打つこと間違いなしだ。
あわせて解禁された本ビジュアルではウィリアムスの代表曲である「Angels」を彷彿とさせるカットをはじめ、テイク・ザットのメンバーたち、常に主人公ロビーの味方となってくれた祖母の存在、そして幻想的な雰囲気の漂うダンスシーンが盛り込まれた、ロマンティックなデザインとなっている。
2月13日はウィリアムスの51歳の誕生日。いまなお精力的に活動する彼が生みだした珠玉の楽曲を映画館で味わってほしい。
文/スズキヒロシ