IU&ピョン・ウソクが王室ルックで登場!今春最大級の期待作「21世紀の大君夫人」制作発表会をレポート

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IU&ピョン・ウソクが王室ルックで登場!今春最大級の期待作「21世紀の大君夫人」制作発表会をレポート

この春の話題作「21世紀の大君夫人」が4月10日よりDisney+にて配信スタートする。4月6日に開催されたオンライン制作発表会には、主演のIUピョン・ウソクノ・サンヒョン、コン・スンヨン、ユ・スビン、イ・ヨン、パク・ジュンファ監督が勢揃いし、本作への意気込みを語った。

最初に会見の場に現れたのは、まさに貴婦人と大君になりきったIUとピョン・ウソク。IUは、軽やかなシフォン生地の春らしいドレス姿。大君らしくフォーマル・ウェアを身にまとったピョン・ウソクとともに並ぶと、麗しい王家のツーショットを収めようと報道陣は盛んにシャッターを切った。

【写真を見る】エレガントな装いがピッタリの2人
【写真を見る】エレガントな装いがピッタリの2人[c]2026. MBC. All Rights reserved.

「21世紀の大君夫人」は、21世紀の立憲君主制の韓国を舞台に、すべてを手にした財閥でありながら身分はただの平民に過ぎず苛立つ女性ヒジュと、王の息子でありながら何ひとつ自由に手にできない悲しみを抱えるイアン大君が、身分の差を越えながら己の運命を切り拓いていくドラマだ。「キム秘書はいったい、なぜ?」「還魂」などロマンティックコメディを手掛けた名手パク・ジュンファ監督は、本作を「他のドラマとはひと味もふた味も違うドラマが完成しました」と、開口一番胸を張る。現実のなかに王朝が残っているという世界観をどう表現するかが悩みどころだったそうだが、食べ物や衣装といった視聴者が共感しやすいポイントを時代ものに合わせたそうだ。そしてなにより「2人の主役が王室にピッタリのビジュアルだった」と、IUとピョン・ウソクを称えた。

ヒジュ役のIUは自身のキャラクターについて「すべてを手にしているが身分だけが低い女性。財閥と言っても、高尚さや端正な感じは無い女性です。ヒジュを表すキーワードは“不満”なんですが、それでも憎めないところが気に入って、悩まず出演を決めました」とオファーを受けた決め手を明かした。史劇と現代劇が融合している点については「役にのめり込むまでは時間がかかったのですが、一度キャラクターをつかむとすぐに没頭できました」と語った。

ハートで報道陣に応えるIU
ハートで報道陣に応えるIU[c]2026. MBC. All Rights reserved.

脚本を読んだ時にイメージが湧くかどうかを重視しているというピョン・ウソクは、「イアン大君は王家の者でありながら目立つことが許されない。強い人間に見えて内面は傷ついている、寂しがり屋なんです。脚本を読んだとき、そういうキャラクターやシーンがイメージしやすかった」と、シナリオに惹かれたことを明かした。スマッシュヒットとなった「ソンジェ背負って走れ」以来の主演作として大きな期待とプレッシャーがかかるところだが、「プレッシャーよりは、もっと皆さんに愛されたいという気持ちが強いです」と笑顔。「プレッシャーが無いといったら嘘ですが、役者としてもっとキャラクターをこなしたいという欲があります。注目していただけるのはうれしいです」と頼もしい言葉を口にした。

「ソンジェ背負って走れ」以来待望のドラマ復帰となるピョン・ウソク
「ソンジェ背負って走れ」以来待望のドラマ復帰となるピョン・ウソク[c]2026. MBC. All Rights reserved.

ノ・サンヒョンは未来の総理大臣として将来を嘱望される、イアン大君の幼なじみミン・ジョンウを演じる。「ジョンウは国に対して責任感を持ち、理性的な人物。そんな彼が次第に感情を変化させていくことで、立体的なキャラクターに感じられていくのが見どころです。重厚感を出すべきところに注意しながら、前半にあるユーモラスなパート楽しみました」と期待感をあおった。

ヒジュとイアン大君の友人でありながら次第に変わっていくジョンウを演じたノ・サンヒョン
ヒジュとイアン大君の友人でありながら次第に変わっていくジョンウを演じたノ・サンヒョン[c]2026. MBC. All Rights reserved.

名家ユン家の王妃ユン・イラン役のコン・スンヨンは「イランは名門出身で、王室への責任感があるからこそもがくキャラクターです。『王室の象徴、王室そのものに見えてほしい』というディレクションがありプレッシャーでもあったんですが、衣装やメイクのおかげでなりきることができました。普段の演技では意識することは無いんですが、眼差しに力を入れて威厳を持つようにしました」と、王妃らしさを出すための苦労を語った。

名家の王妃ユン・イランを演じたコン・スンヨン
名家の王妃ユン・イランを演じたコン・スンヨン[c]2026. MBC. All Rights reserved.

ヒジュとイアン大君、それぞれのサポート役を演じた2人の俳優は、彼らとの相性の良さを強調した。イアン大君の忠実な補佐官ヒョン役のユ・スビンは、元国会議員補佐官にインタビューをするなどリアリティある役づくりに力を入れた。「その方からまずアドバイスされたのが、自分の直属の方に対して『この人の言うことはすべて正しいと思うこと』でした。でも上司として以上に、ピョン・ウソクさんを人としても俳優としても好きになってしまいました。ファンタスティックな方です!」と熱烈な告白。

イアン大君の補佐官チェ・ヒョンを演じたユ・スビン
イアン大君の補佐官チェ・ヒョンを演じたユ・スビン[c]2026. MBC. All Rights reserved.

一方、ヒジュを全面的に支えるト秘書に扮したイ・ヨンも「私はずっとIUさんの大ファンなんです」と目を輝かせた。「ラブコメディへの出演は初めてだから、挑戦したかったんです。ト秘書を演じてみて、身近なところだと私のマネージャーの大変さがわかりました。それから私は会社員の経験が無いので、朝の一杯のコーヒーがいかに美味しくて大切か実感しました」と、本作への出演で得た経験を語った。そんなイ・ヨンに対し、IUも「私もイ・ヨンさんのファンだったんです。以前お会いしたとき『ぜひ共演したい』と話していました。お名前の通り“縁(韓国語では“ヨン”)”があったんですね」と相思相愛をアピール。さらに「イ・ヨンさんはたくさんアイデアを持って撮影に臨んでくださって、本当に助けられました」と、撮影現場での積極的な姿も明かした。

ヒジュを支えるト秘書官を演じたイ・ヨン
ヒジュを支えるト秘書官を演じたイ・ヨン[c]2026. MBC. All Rights reserved.


もちろん、主役であるヒジュとイアン大君も息ぴったりだったという。実はピョン・ウソクは、IUの2016年の主演作「麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」に、IU扮するヒロインを絶望に突き落とす元カレ役としてカメオ出演していた。IUが「あの役は本当に最低でした!でも、今回は払拭するほどすてきなキャラクターでした(笑)」と、ジョークを交えつつピョン・ウソクを絶賛し、本人の笑いを誘う一幕も。10年ぶりの共演に2人は「時間が経ったことで互いの成長が感じられる」と表情をほころばせた。

取材・文/荒井 南


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