『鬼滅の刃』がついに興収400億円を突破!V5の『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』、3週連続2位の『私がビーバーになる時』“春休み2強”の現状をチェック
3月27日から3月29日までの全国映画動員ランキングが発表。公開5週目を迎えた『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』(公開中)と公開3週目を迎えた『私がビーバーになる時』(公開中)が、前週・前々週に続いて3週連続でワンツーフィニッシュ。今週は、この“春休み2強”の現状について見ていくことにしよう。
累計興収30億円を突破!『映画ドラえもん』は今年も『コナン』にバトンをつなげるか?
見事にV5を達成した『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』の週末3日間の成績は、観客動員22万3000人、興行収入2億8400万円と、前週対比は動員・興収共に64%。春休みまっただなかにしてはやや大きな下落に見えるが、前週は集計対象の金曜日が祝日だったので、特に気にする必要はないだろう。この週末までの累計成績は動員239万人&興収30億円を突破している。
横の比較では今年の春休み戦線をリードしているが、縦の比較ではどうか。昨年、最終興収46億1000万円を記録した『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(25)は、3月最終週に公開4週目を迎えており、その時点での累計成績は動員247万人&興収30億円弱と、今作の公開5週目時点とほぼ同等。しかも同作はその翌週の週末3日間成績が動員26万3000人&興収3億2300万円と、今作の公開5週目末との比較で118%の成績をあげていた。
一昨年の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(24)は3月1日公開だったので、今作と同様3月最終週に公開5週目を迎えており比較がしやすい。同作の場合は、公開5週目の週末3日間で動員26万3100人&興収3億1800万円で、その時点での累計成績は動員259万人&興収31億円。つまり今作は、ここまでのペースとしては『のび太の地球交響楽』に近しいものがあるが、4月以降の上積みは同作よりも減少すると見立てることができる。
『のび太の地球交響楽』の最終興収は43億1000万円。オープニング週末の時点では興収50億円を狙えそうな勢いがあったものの、今作の着地点はやはり40億円前後ということになるだろうか。それでも声優交代後の“リメイク作品”としては『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(16)の最終興収41億2000万円に次ぐヒットとなることだろう。ひとまずは次週末も首位を保ち、『劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」』(4月10日公開)にトップのバトンをつなぐことができるかどうか。
一方、3週連続2位のディズニー&ピクサー作品『私がビーバーになる時』は、この週末3日間で動員18万1000人、興収2億4000万円を記録しているので、前週からの推移の仕方は『映画ドラえもん』と同じぐらい。週末までの累計成績は動員108万人&興収14億円を突破しており、平日4日間の動員数も安定していることがうかがえる。その堅実ぶりからは、春休み期間の終了後も息の長い興行が見込めそうだが、果たして。
