アフロヘアの唐沢寿明と笑顔の裏に潜む狂気とは?『ミステリー・アリーナ』不穏な場面写真
2016年のミステリーランキングを席巻した深水黎一郎による同名小説を、唐沢寿明主演で堤幸彦監督が映画化した『ミステリー・アリーナ』(5月22日公開)。このたび、ド派手なクイズ番組にもかかわらず、険しい表情の出演者たちを切り取った不穏な場面写真8点が一挙解禁となった。
緻密なロジックとトリックで読者を魅了し、映像化不可能と言われた小説「ミステリー・アリーナ」。その映画化となる本作で唐沢が演じるのは、全国民が熱狂する生放送のド派手な推理クイズ番組「ミステリー・アリーナ」の解答者を煽りに煽る、毒舌とアフロヘアーで盛り上げる司会者、樺山桃太郎だ。
そして、アクの強い樺山の番組アシスタントを担うモンテレオーネ怜華にトリンドル玲奈。正解者が現れず、キャリーオーバーで100億円まで膨れ上がっている賞金を狙う、推理力に自信のある6人の解答者を芦田愛菜、鈴木伸之、奥野壮、野間口徹、玉山鉄二、浅野ゆう子らが演じる。さらに、芦田演じる一子だけに見える謎の存在、サンゴ役に三浦透子、過去の優勝経験者である大穴役に宇野祥平が扮する。
このたび、番組の不穏な様子が垣間見える場面写真8点が一挙初解禁された。華やかな番組セットにて満面の笑顔で進行を務める司会者の樺山がアシスタントのモンテレオーネ怜華と踊る姿だけでなく、解答者の一子をにらみつける姿や銃を構える姿も捉えられ、樺山が二面性のある怪しさ満点のキャラクターであることがうかがえる。
また、ほかの人には見えない一子の親友サンゴが、一子のかたわらでなにかを企むように微笑んでいる姿、ギャンブル(鈴木)が銃を構える後ろで怯えているような大穴と一子の姿、そして「ミステリー・アリーナ」で出題される問題「嵐の中、孤立した洋館で起きた殺人事件」の殺人シーンなど、不穏なシーンの数々を捉えたカットばかり。ハイテンションな司会者と対照的に険しい表情をした解答者たち、さらにはテレビ推理ショーには似つかわしくない銃を構えた姿は、「犯人当てたら100億円!」と謳われる裏で不穏なことが起きている様子を予感させ、狂気がにじみ出ている。
唐沢がかつてない怪演で魅せる『ミステリー・アリーナ』。はたして樺山が仕掛ける番組の“謎”とは?続報に期待が高まる。
文/山崎伸子
