『私がビーバーになる時』『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』が『映画ドラえもん』に挑む!春休み目前、大激戦の三つ巴が展開
『ゴールデンカムイ』も興収では『映画ドラえもん』を逆転!
さて、3週連続No.1を獲得した『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』は、週末3日間で動員27万4600人、興収3億5700万円と、前週比69%の成績をキープ。公開17日間の累計成績では、動員が147万人&興収18億9000万円となっており、同時期の累計成績としては一昨年の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(24)をやや上回っている。
3位に初登場を果たしたのは、野田サトルの人気コミックを山崎賢人主演で実写映画化した「ゴールデンカムイ」の映画第2弾となる『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(公開中)。初日から3日間で動員24万6900人、興収3億6800万円と、興収では『映画ドラえもん』と『私がビーバーになる時』の上位2本を逆転しており、まさに三つ巴の激戦状態。
映画第1弾となった『ゴールデンカムイ』(24)の初動成績(動員35万6000人、興収5億3,400万円)と比較すると、今作は7割ほどのスタート。過去にも映画→連続ドラマ→映画と展開してきたシリーズ作品は存在するが、「ゴールデンカムイ」の場合は連続ドラマ版がWOWOWでの有料放送(その総集編が地上波で放送されているが)という珍しいパターン。その影響も少なからず感じるのだが、今後どのように展開していくのか注目しておきたい。
前週初登場で2位にランクインした『ウィキッド 永遠の約束』(公開中)は、2ランクダウンの4位となったものの、累計動員65万人&興収10億円を突破。5位には全国100館以上での拡大公開がスタートした『超かぐや姫!』(公開中)が、前週の10位から急浮上を果たしている。
また、8位にはタカラトミーアーツとシンソフィア共同開発のアーケードゲームを原作にしたテレビアニメ「ひみつのアイプリ」の劇場版『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』(公開中)が初登場。
3月13日に発表された第49回日本アカデミー賞で作品賞をはじめ10部門で最優秀賞を受賞した『国宝』(公開中)はトップ10返り咲きは果たせなかったものの、累計興収は前週から8000万円上乗せして204億2000万円に到達。前週末の時点で並んでいた『ONE PIECE FILM RED』(22)を抜き去り、日本歴代興収ランキングの単独8位となっている。
以下は、1~10位までのランキング(3月13日〜3月15日)
1位『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』
2位『私がビーバーになる時』
3位『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』
4位『ウィキッド 永遠の約束』
5位『超かぐや姫!』
6位『ほどなく、お別れです』
7位『映画「教場 Requiem」』
8位『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』
9位『スペシャルズ』
10位『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』
次週末は、ライアン・ゴズリングが主演を務めるSF映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(3月20日公開)、なにわ男子の道枝駿佑が主演を務め、生見愛瑠がヒロインを演じる『君が最後に遺した歌』(3月20日公開)、神戸出身の作家の自伝的小説をアニメ化し、第98回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた『アメリと雨の物語』(3月20日公開)などが控えている。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
文/久保田 和馬
