A24ホラーNo. 1ヒット作『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』が、続編映画に先駆けVR向けのドラマシリーズに!?
オーストラリア出身の双子YouTuber、ダニー&マイケル・フィリッポウが長編映画監督デビューを飾ったホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(22)。このたび、本作を基にしたVRデバイス専用のドラマシリーズの詳細が明らかになった。「Variety」などが報じている。
同級生たちのあいだで流行っている“憑依チャレンジ”の集まりに参加した17歳の高校生ミアが、そのスリルと背徳感にのめり込んだ末にルールを破ってしまい、得体の知れない恐怖に襲われていく様を描いた『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』。わずか450万ドルの制作費ながら、A24のホラー映画としては最大のヒットとなる全世界興収は9200万ドルを記録するなど各方面で大きな話題を集めた。
現在すでにスペインで撮影がスタートしているシリーズ版は、全6話構成となる予定でタイトルは未定。地中海のリゾート地であるイビサ島を舞台に、スリルと高揚感を求める若者たちが超自然的な現象に触れたことから、その後遺症に襲われていく物語になるとのこと。監督を務めるのは『モンスターズ 悪魔の復讐』(18)のクレイグ・ウィリアム・マクニール監督で、フィリッポウ兄弟は製作総指揮として参加する。
キャストには、「ザ・バッカニアーズ」のオーブリー・イブラグ、「レベル・ムーン」シリーズのシャーロット・マギー、「オザークへようこそ」のソフィア・フブリッツ、「ベルリン」のフリオ・ペーニャ。さらに「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」のチャーリー・ヒスコックや「マスターズ・オブ・ザ・ロー」のラフ・ローといった、配信ドラマ界の若手スターたちが集結。
現時点ではVRデバイスでのリリースが予定されており、通常の配信などは行われない見通しとなっている。だがフィリッポウ兄弟は現在、このシリーズ版とは別に『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』の長編映画での続編となる『Talk 2 Me』の企画にも取り組んでいると伝えられている。2023年夏の製作決定以降、目立った進捗報道はないが、こちらの続報にも引き続き注目していきたい。
昨年夏にA24との再タッグのもと北米公開された長編監督第2作のホラー映画『Bring Her Back』が批評家から大絶賛を獲得したフィリッポウ兄弟。YouTubeから映画界へと進出し、ついにはVRドラマという新たなメディアの開拓にも乗りだした彼らの活躍から、今後も目が離せなくなりそうだ!
文/久保田 和馬

