利重剛13年ぶりの長編監督作『ラプソディ・ラプソディ』5月公開決定!主演は高橋一生
主演に高橋一生を迎え、利重剛が『さよならドビュッシー』(12)以来13年ぶりにメガホンをとった長編映画『ラプソディ・ラプソディ』が5月1日(金)より公開となることが決定。あわせて、場面写真と主演の高橋、利重監督のコメントが到着した。
本作は、人付き合いを避けながら生きて来た男、夏野幹夫が、知らない間に籍を入れられていたことをきっかけに、人生が思いがけない方向へと動きだしていく様を描く、優しくユーモラスな人間ドラマ。ある日、パスポート更新のため役所を訪れた夏野が何気なく受け取った戸籍謄本を見ると、そこにはまったく身に覚えのない「続柄:妻」の文字が。「繁子」という名の女性が自分と勝手に籍を入れていたことを知った夏野は、その日から「夏野繁子」探しの日々がはじまる。てんやわんやのすえ、街角の小さな花屋で見つけたのは、触れるものみな壊してしまう、破天荒すぎる女性だった。「なんで、僕と結婚したんですか?」、夏野が抱いた好奇心は、やがて2人の人生に予想もしなかった変化をもたらしていく。
監督は、『ザジ ZAZIE』(89)で劇映画監督デビューし、『クロエ』(02)で第51回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式招待されるなど、国内外で注目を集めてきた利重。名バイプレイヤーとして数々の映画やドラマに出演し続けている利重がメガホンをとるのは、『さよならドビュッシー』以来13年ぶり。不器用な大人たちがつまづきながらも前に進んでいく様を、あたたかくユーモアたっぷりに描きだした。主人公の夏野を高橋が演じるほか、見ず知らずの夏野と勝手に籍を入れ、周囲を翻弄する謎のヒロインの繁子を呉城久美が演じる。さらに芹澤興人、池脇千鶴などの実力派俳優陣が脇を固め、監督の利重もキーパーソンとして自ら出演する。また、日本を代表する世界的ジャズピアニスト、大西順子が音楽を手掛ける。
本作について高橋は、「幹夫の人生をひと夏生きる間に、もう一度その感覚を丁寧に見つめる時間を過ごせた気がしています」と撮影を振り返る。あわせて解禁された場面写真には、受け取った戸籍謄本を見て戸惑いを隠せない夏野、利重演じる大介叔父さんとの共演シーン、謎多き女性、繁子の姿がとらえられている。
撮影は監督の地元でもある横浜で行われ、横浜市中区全面協力のもと、実在のレストランやカフェ、店舗が劇中にそのまま登場する。「街を眺めながら、あの主人公たちはその後どうしてるかなと想像してもらえるような作品を目指して作りました」という監督コメントにある通り、映画と現実の世界がそのままつながっているかのような体験が味わえる、“街映画”としても魅力あふれる作品となっている。
人とつながりやすくなった一方で、簡単に関係を断ち切ることもできるいまだからこそ、不器用ながらも一生懸命に目の前の人と向き合おうとする夏野たちが私たちに勇気と感動を与えてくれる本作。ハートフルで予測不能な物語に期待が高まる。
