主人公は盲目の霊媒師!『視える』呪いの人形と共に惨殺事件の真相に迫る予告編&新場面写真

主人公は盲目の霊媒師!『視える』呪いの人形と共に惨殺事件の真相に迫る予告編&新場面写真

盲目の霊媒師を主人公としたゴシック、超常サスペンスホラー映画『視える』が11月7日(金)より公開となる。このたび本作の予告編と新場面写真が解禁された。

【写真を見る】ベッドの下で息をひそめ怯える男性をとらえた場面写真
【写真を見る】ベッドの下で息をひそめ怯える男性をとらえた場面写真[c]2023 Shudder / Keeper Pictures Limited / Nowhere Content Inc All Rights Reserved

2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門観客賞を受賞した本作。アイルランドの新鋭ダミアン・マッカーシー監督がメガホンをとり、低予算ながらも長編2作目にして高い評価を獲得した。物語の主人公は、盲目の霊能力者。彼女は、ゴーレムのように不気味な木製マネキンを通じて、殺された双子の姉の死の真相に迫っていく。罪の償いをテーマに据え、「目に見えない恐怖」を描くスタイルは、アリ・アスター監督の『へレディタリー/継承』(18)を想起させるとの声も。キャストには、グウィリム・リー、キャロリン・ブラッケンが出演するほか、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でブライアン・メイを好演したグウィリム・リーが、ダニーの元夫であるテッド役として出演。本作で重要なキーパーソンを担う。

今回解禁となった予告編は、郊外の屋敷に住む女性ダニーが、真夜中にガラスの片目を持つ怪しげな男から「誰かが中にいる」と警告され、助けるからドアを開けるよう訴えかけられるシーンから始まる。ダニーは惨殺され、その1年後、彼女の妹であり、盲目で霊視能力を持つダーシーは、犯人とされていた男の私物であるガラスの目を手に入れ、霊視の力で事件の真実を“視る”ことに。犯人が見つかっていない未解決事件の真相を確かめるため、呪われた木製マネキンと共に惨殺事件のあった屋敷へ向かう。姉が、見知らぬ男を家に招き入れるとは思えないダーシー。その屋敷に住むダニーの元夫であるテッドと、その恋人のヤナに不信感を抱かれながらも、彼女は徐々に未解決事件の闇を紐解いていく。


あわせて、新たな場面写真も解禁。拘束マスクを着用し鋭い視線を向ける男、呪われた木製マネキンの不気味な絵、ベッドの下で息をひそめ怯える男性など、観る者に強烈な印象を残す瞬間を切り取ったカットとなっている。

アイルランドの新鋭が仕掛ける「目に見えない恐怖」とは?各国メディアから高い評価を受けている本作にぜひ注目してほしい。

文/鈴木レイヤ

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