家族とのバカンスのはずが巨悪組織との戦闘に!?『Mr.ノーバディ2』公開決定、日本版予告も
「ジョン・ウィック」シリーズの製作陣が手掛けた『Mr.ノーバディ』(20)の新章『Mr.ノーバディ2』が10月24日(金)より公開されることが決定。さらに、日本版予告、ポスタービジュアル、場面写真が一挙解禁となった。
ストレス社会に捧げる痛快ハードボイルドアクション『Mr.ノーバディ』は、平凡でさえない父親、ハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)が、実は超一流の殺し屋という“裏の顔”を持つ男として、壮絶な闘いを繰り広げる姿をユーモラスを交えて描き、異例のスマッシュヒットを記録した。前作に引き続き主人公ハッチをオデンカークが演じ、ハッチの妻ベッカ役をコニー・ニールセンが演じる。また、ハッチの父デヴィッド役のクリストファー・ロイドも続投。また、今作からの新キャラクターで、巨悪組織を率いる女帝レンディーナをシャロン・ストーンが演じる。冷徹さとカリスマ性を兼ね備えた最狂ヴィランとして、ハッチの前に立ちはだかる。
ロシアンマフィアとの壮絶な決闘から4年、焼失させた3,000万ドルを肩代わりした組織への借金返済のため、ハッチは休日返上昼夜を問わず任務を請け負っていた。一方で家庭は崩壊寸前。妻ベッカや2人の子供たちとの関係修復を兼ね、一家でバカンスを計画する。しかし旅先の寂れた何でもないリゾート地は、裏で巨悪組織を率い、薬物と汚職にまみれた警官を支配する“一切容赦のない女”レンディーナ(ストーン)の密輸ルートだった。地元保安官とのトラブルが、たちまち巨悪組織とのド派手な全面戦争へとエスカレートしていく。
このたび解禁となった日本版予告では、家族とバカンスを楽しむはずだったハッチがまさかの大暴走。ゲームセンターでの些細なトラブルにはじまり、ダックボートの上、遊園地などあらゆる場所を舞台に大暴れ。“何者でもない男”がいざこざを巻き起こしたこの街は、運悪く巨悪組織の女帝レンディーナの支配下にある町だった。瞬く間に組織全体を巻き込む総力戦へと発展。家族サービスどころか行く先々で戦闘を強いられる羽目に。どうあがいても闘わざるを得ない状況に次々と巻き込まれていくハッチからは、思わず「休ませてくれよ」と心の声が漏れだす。また終盤には、大爆発シーンの数々、日本刀アクション、さらにはハッチの父デヴィッドがガトリング銃をブッ放す快感映像も収められ、前作を凌駕するド派手なアクションに期待が高まる映像となっている。
あわせて到着したポスタービジュアルには、「NOBODY, NO VACATION 何者でもない奴には、バカンスもない。」という無情なキャッチコピーが添えられている。傷だらけの身体でリゾート地のプールチェアに腰掛けるハッチの姿が切り取られ、束の間のバカンスすらもまともに楽しむことを許されない彼の哀愁漂う表情が印象的だ。また、左手には“トロピカルドリンク”、右手にはバカンスとは無縁と思われる“手榴弾”を持つという、アンバランスかつユニークな構図が、遊び心たっぷりの仕上がりとなっている。
はたして“何者でもない男”ハッチは、女帝レンディーナが率いる巨悪組織との全面戦争を終わらせることができるのだろうか?命がけで闘うハッチの姿ぜひ再び劇場で楽しんでほしい。
文/鈴木レイヤ