ド派手なアクションが炸裂!『ランニング・マン』一攫千金を賭けた“鬼ごっこ”を捉えたアドレナリン全開の日本版予告
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)のスティーヴン・キングと、『ベイビー・ドライバー』(17)のエドガー・ライト監督が初タッグを組む『ランニング・マン』(2026年1月30日公開)。このたび、本作の日本版予告と主人公を取り巻く重要人物の姿を切り取った場面写真が解禁された。
“捕まったら即死亡”の、“鬼ごっこ”デスゲームを描く本作。『トップガン マーヴェリック』(22)のハングマン役で世界を魅了し、撮影中に生まれたトム・クルーズとの師弟関係が話題となったグレン・パウエルが、娘のためにデスゲームに参加する主人公、ベンを演じる。
今回解禁されたのは、アドレナリン全開の日本版ティザー予告。舞台は、一握りの富裕層と圧倒的多数の貧困層に分けられ、多くの人々が苦しい生活を送る世界。主人公のベン・リチャーズは、職を失い、お金もなく、まさに人生のどん底にいた。重病の娘の医療費に困ったベンは、優勝者に一攫千金が与えられるイカれたデスゲーム「ランニング・マン」に参加することに。しかし、その実態は、社会を支配するほどの巨大ネットワーク企業が主催する「世界一のリアリティーショー」で、参加者が巨額の賞金のために命を賭ける姿を、全世界の観客が熱狂しながら視聴する番組であった。
ルールは簡単、逃走範囲は無制限、高度な殺人スキルを持ったハンターの追跡に加え、全視聴者が懸賞金目当てに挑戦者を追いかける、「捕獲=即死亡」という激ヤバ“鬼ごっこ”。そんなイカれた内容もものともせず、ベンは主催者相手に「俺は絶対勝ち残る。ケツでも拝んでな」と啖呵を切る強気な態度を見せるほか、逃走中に下着姿で“おしりペンペン”をお見舞いするなど、独自のユーモアと反骨精神を炸裂させる。シリアスなだけでなく、命がけの状況すら楽しむかのような茶目っ気と強烈なキャラクター性が垣間見える。そして、高度な殺人スキルの訓練を受けた殺戮ハンターによる、銃撃、爆破、ドローン追跡に、バズーカ砲、なんでもアリの超過激な逃走劇や、スピード感溢れるカースタントなど、息つく間もなくベンの行く先々が戦場と化していく。
最後はグレネードによる大爆発でボロボロになりながらも、ライブカメラに向かって「捕まえてみな」と不敵に挑発するカットで幕を閉じる。はたして、ベンは命と賞金をかけた30日間の“鬼ごっこ”を生き延び、家族を救い、人生を一発逆転することができるのか。ライト監督のセンスが光るスタイリッシュな映像と、息もつかせぬド派手なアクション、そしてベンの魅力が凝縮された、アドレナリン全開の予告映像となっている。
さらに、ベンをはじめ、デスゲームを取り巻く重要人物たちの姿を捉えた場面写真も公開された。フードを被り覚悟を決めたような真剣な表情を浮かべる姿や、炎に包まれた建物内で逃走を図る絶体絶命のベンを捉えたカットが解禁。また、脇を固めるキャストとして、ベンをリアリティーショーへと誘う冷酷なプロデューサー役に「アベンジャーズ」シリーズのサノス役で知られるジョシュ・ブローリン、番組を盛り上げる狂気の司会者には、第97回アカデミー賞主演男優賞へのノミネートも記憶に新しいコールマン・ドミンゴが抜擢されている。
愛する家族のために、30日間にもわたる鬼ごっこに挑む男の姿を描く本作。はたしてベンはどのようにしてこのデスゲームを切り抜けていくのか?続報に期待したい。
文/サンクレイオ翼