“教育界のレジェンド”原晋監督が『ベスト・キッド:レジェンズ』を絶賛!見どころ語る特別映像
全世界で大ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズの最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』(8月29日公開)から青山学院大学陸上競技部監督の原晋が登場する特別映像が解禁された。
17歳の高校生リー(ベン・ウォン)は、北京でハン師匠(ジャッキー・チェン)からカンフーの指導を受けていたが、最愛の兄を襲った不幸な出来事の後、母親と共にNYに移住。悲しみから抜けだせず、戦うことを封印したリーに手を差し伸べたのは、クラスメイトのミア。唯一心を許せるミアとの友情を育んでいた矢先、ミアの昔の恋人で、NYの格闘トーナメントを制する絶対王者のコナーに恨みをかってしまい、ミアも家族も巻き込む大きなトラブルを招いてしまう。大切な人を守るために再び戦うことを決意するリー。彼に力を貸すのはカンフーの師匠ハンと空手の達人ダニエル(ラルフ・マッチオ)。戦い方も哲学も異なる2人のレジェンドから格闘スタイルを学んだリーは、新たな極みに達した“真のファイター”として、究極の格闘大会に挑む。
このたび解禁されたのは映画を鑑賞した原が感想を語る特別動画。原といえば、就任当初は無名だった青山学院大学を、箱根駅伝で幾度も優勝に導いた名将。「結果を出すには、まず人間を育てることから」という教育哲学を掲げ、型破りな発想と情熱的な指導で“常勝青学”を築き上げた。さらに、数々のビジネス書も手がけるなど、スポーツの枠を超えて注目を集めている、まさに“教育界のレジェンド”だ。
そんな原は本作を鑑賞し「努力する力や修行する気持ち、それを感じました」と語り、ジャッキー演じるハンとマッチオ演じるダニエルに鍛えられながら成長していくリーの姿に強く共感したという。さらに「挫折した人間が一つの目標に向かって努力していく姿勢」、「すばらしい!カッコイイ!」ともコメント。結果の出なかった若者たちに自信と未来を与え、何年もかけて育て上げてきた原だからこそ持つ、実体験に裏打ちされた視点で本作に熱い言葉を寄せている。
指導者が若者に真剣に向き合い、心と身体の両面を鍛えていくという「ベスト・キッド」の師弟関係は、まさに原自身が実践してきた指導そのもの。教育界のレジェンドをも感動させた本作をぜひスクリーンで堪能してほしい!
文/スズキヒロシ