”せつなすぎるラスト4分”に込められた意味とは?『恋に至る病』本予告、本ポスターとともに追加キャストが一挙明らかに
TikTokを中心にSNSで大反響を呼んだ恋愛小説を、長尾謙杜、山田杏奈のW主演で映画化する『恋に至る病』が10月24日(金)より公開される。このたび、本作の本予告映像、本ポスタービジュアルとともに追加キャストが解禁となった。
原作は斜線堂有紀による同名小説で、2020年3月末に発売されるや否や、TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超える大反響を記録し、30回を超える重版を繰り返している「恋に至る病」。そんな衝撃の恋愛小説の映画化を担うのは、『月の満ち欠け』(22)で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一監督。内気な男子高校生、宮嶺とクラスの人気者、景の2人による不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる最もピュアで刺激的なラブストーリーが展開される。主人公の男子高校生、望を演じるのは、なにわ男子の最年少メンバーの長尾謙杜。望が出会い、初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景を山田杏奈が演じる。
望と景の恋を取り巻く追加キャストが今回解禁となった。望や景と同じ高校に通う学生役に醍醐虎汰朗、中井友望、上原あまね、小林桃子、井本彩花、そして、本作で初の長編映画に出演となる真弓孟之(AmBitious)ら注目の若手俳優陣が集結。さらに、望の両親には忍成修吾、河井青葉ら実力派俳優陣が脇をかため、望と景のまわりで起こる連続不審死を捜査する刑事役に前田敦子が抜擢された。
今回、「それでも想い続けた2人の、せつなすぎるラスト4分」を綴った本予告映像が解禁となった。「2人だけの秘密にしよう。根津原を殺したのは…」と望に告げる景。そして2人が見つめあう印象的なシーンからスタートする。内気な性格から周囲との壁を作りがちな望は転校をきっかけに、クラスの人気者である景と出会う。「どうして君は人の顔を見ようとしないの?」人との距離を置こうとする望に対して、景は持ち前の明るさで2人の距離を縮めていく。そんな明るく優しい景に惹かれ、次第に一緒に過ごす時間が増えていく。2人だけの関係性を築いていくなか、望と景はひとつの約束を結ぶのだった。しかし、2人の不器用で一途な初恋模様が描かれた後、物語は新たな舵を切る。醍醐演じる同級生、根津原の死体が近所で発見されたのだ。根津原の死をきっかけにして次々に起こる不審な事件、騒然とするクラスメイトたちの様子が「マインドコントロール」、「屋上」、「傷跡」、「青い蝶」、「連続不審死」といったキーワードとともに映しだされていく。「君は、僕のために人を殺したの?」同級生の死に、大好きな景が関わっているのではないかと疑惑を抱き始める望だが、それでも彼女を想う気持ちは抑えられない。連続不審死を捜査する前田演じる入見刑事から「いい加減、目を覚ましなさい」と諭されるも、望は景から受けた言葉を信じ、愛することをやめようとしないのだった…。
あわせて解禁となったポスタービジュアルでは、愛する人をみつめる望と、その手に包まれた景の笑顔が描かれている。
“2人がたどり着いた、せつなすぎるラスト4分”に一体なにが待ち受けているのだろうか?2人の一途な初恋、純粋な想いが軸となったピュアで刺激的なラブストーリーに期待が高まる。
文/鈴木レイヤ