中島健人、名前の由来は『スーパーマン』!「クラーク・ケントのように強く、健やかな人になれ」
アメコミ史上最も歴史のあるヒーローであり、世界中で愛され続けてきたスーパーマンの完全新作映画『スーパーマン』(7月11日公開)。本作の公開目前スペシャルファンイベントが6月26日にesports 銀座 studioで行われ、“スーパー”アンバサダーを務めるチョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿、スペシャルゲストとして中島健人が出席した。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなど数々のヒット作を手掛けるジェームズ・ガンが監督を務めた、DCユニバースの新たな幕開けとなる本作。普段は新聞記者のクラーク・ケントとして平凡に働き、その正体を隠すスーパーマン(デイビッド・コレンスウェット)が、最高の頭脳を持った、天才科学者にして大富豪のレックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)に立ち向かう姿を描く。
メガネ&スーツ姿で登場した中島は、「“スーパー”アイドルを目指しています」と挨拶。「クラーク・ケントの普段の装いを意識しました」と語ると、チョコレートプラネットの2人が「クラーク・ケンティーだ」と表現。中島は「クラーク・ケンティーです」と目尻を下げつつ、「これからロイスに会いに行く、クラーク・ケントです。お衣装を選ぶ時から気合いが入っていて。どれが一番クラーク・ケントに近いかなと意識しました。ベストなクラーク・ケンティ」と満足げな笑顔を見せていた。
スーパーマンの大ファンだという中島だが、「DCのなかでは(スーパーヒーローチームの)ジャスティス・リーグでも、センター的立ち位置。ずっと昔から憧れていたので、今日はうれしいです」とイベントの参加を喜びつつ、「僕自身の名前の由来でもある」と告白。「クラーク・ケントのケントから、健人って名付けられたんです」と明かして、チョコレートプラネットの2人を「ええ!マジで?」と驚かせた。
中島は「うちの家にはスーパーマンのアイテムがたくさんあるんです。(初代スーパーマンを演じた)クリストファー・リーヴの時代から、うちの家族はずっとスーパーマンを愛していた。クラーク・ケントのように強く、健やかな人になれというのが由来なんです」と生まれながらにスーパーマンは切ってもきれない存在だと語り、「今日はイベントに行ってくると両親にも報告しました。うらやましがっていました」と声を弾ませた。さらに幼少期を振り返った中島は、「スーパーマンっぽい写真を、3人で撮りに行ったこともある」そうで、「父がスーパーマン役になって、父の背中に小さかったころの僕と母が乗って、空を飛ぶみたいな写真も撮ったりとか。『いつか必ず、クラーク・ケント、スーパーマンのような強い人間になってくれよな』と父に言われたことを思い出した」としみじみと話していた。
またこの日は、ガン監督からチョコレートプラネットと中島に宛てて、スペシャルメッセージが到着。メッセージ映像では、ガン監督が「ハロー、健人」と中島の名前を呼びつつ、「君のような日本のスーパースターがスーパーマンを愛してくれていると聞いて、とてもうれしいです。そして驚きと運命を感じています。君の名前がクラーク・ケントから来ているなんてね」と歓喜したという言葉が込められていた。またチョコレートプラネットにも「庄平!駿!君たちのアンバサダーとしての活躍、しっかり見ています。本当にありがとう」と感謝が送られつつ、本作のプロモーションでは“SS兄弟”として活動している2人に向けて、ガン監督がポーズもお見舞い。
これには3人ともが「おおー!」「すごい!」「うれしい!」と目を丸くして大興奮で、中島は「名前を呼んでいただけただけで!しかも由来と知っていただけていることが、すごく、スーパーうれしい」と興奮しきり。長田は「(ポーズ)これ、やっていたもんね!完全に!マジでうれしい!」、松尾も「びっくり!」と喜びを爆発させた。続けて中島が「これからDCユニバースで、我々の出演があるかもしれない」と映画への参戦に期待を膨らませると、松尾は「言っておこうよ!オファーください!」と乗り気になり、長田も「次の作品で?あるかもしれない。コメディアンとアイドルで」と役柄を妄想。中島は「待っています。(クラーク・ケントの働く)デイリープラネットのアジア人の記者とか。超やりたいです」と前のめりになりつつ、「いままでのスーパーマンというと理想だったり、超人、強き者というイメージだった。これほどまでに共感できるスーパーマンは、もしかしたら初めてかもしれない。この夏、『スーパーマン』を観てスーパーハッピーになっていただければ」と最新作を熱くアピールしていた。
取材・文/成田おり枝