『F1[R]/エフワン』NYプレミアにブラッド・ピットが降臨!「いつか鈴鹿サーキットに挑戦してみたい」

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『F1[R]/エフワン』NYプレミアにブラッド・ピットが降臨!「いつか鈴鹿サーキットに挑戦してみたい」

ブラッド・ピットが主演を務め、『トップガン マーヴェリック』(22)のジョセフ・コシンスキー監督と脚本家のアーレン・クルーガー、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが再タッグを組んだ『F1/エフワン』(6月27日公開)。本作のワールドプレミアが現地時間6月16日にニューヨークのタイムズ・スクエアにて開催。ピットを筆頭にしたキャスト&スタッフ陣と、現役F1ドライバーたちが集結した。

『トップガン マーヴェリック』の監督・脚本家・プロデューサーらが再結集!“地上の『トップガン』”との呼び声も
『トップガン マーヴェリック』の監督・脚本家・プロデューサーらが再結集!“地上の『トップガン』”との呼び声も[c]2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

かつて“天才”と呼ばれた伝説のF1レーサーのソニー(ピット)。誰よりもレースの過酷さを知る男が現役復帰した先は、どん底の最弱チーム。しかし型にとらわれないソニーの振る舞いに、自信家のルーキードライバーのジョシュア(ダムソン・イドリス)らチームメイトは困惑し、たびたび衝突。そんななかソニーは“常識破りの作戦”で最弱チームを導き、命懸けでスピードの頂点へと挑むことに。

会場となったタイムズ・スクエアには、映画のロゴやポスターが立ち並び、劇中でソニーたちが所属するチーム「エイペックスGP」のF1マシンも展示。約500人のファンと約70人のメディアが詰め掛ける熱気のなか、ピットとイドリス、ケリー・コンドン、ハビエル・バルデムといったキャスト陣に、コシンスキー監督とブラッカイマーがレッドカーペットに登場。さらに本作の製作を務めたルイス・ハミルトンや、日本人唯一のF1ドライバーとして知られる角田裕毅ら現役F1ドライバーたちも姿を現し、大きな歓声に包まれる。

【写真を見る】ブラッド・ピットが自らF1マシンを操縦!そのテクニックとリアリティに、現役ドライバーたちからも絶賛の声
【写真を見る】ブラッド・ピットが自らF1マシンを操縦!そのテクニックとリアリティに、現役ドライバーたちからも絶賛の声[c]2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

数か月の過酷なトレーニングを積み、本物のサーキットで自らF1マシンを操縦して主人公のソニーを演じ切ったピット。すっかりF1に魅了されたようで「まだ走ったことがないけど、ぜひ走ってみたいサーキットがあるんです。鈴鹿です。いつか絶対に挑戦してみたいと思っています」と日本の鈴鹿サーキットへの憧れを語ると、日本のファンに向けて「また日本に行ける日を楽しみにしています!」と笑顔でコメント。

一方、ジョシュアを演じたイドリスは「ブラッドとハビエルが大好きで、コシンスキー監督と彼が作ったものすべての大ファン。本当に幸せだと思いました」と、本作に出演できた喜びを噛み締め、ソニーの旧友ルーベンを演じたバルデムも「ブラッドと仕事ができて光栄。彼はすばらしい人で、とても楽しくかわいらしく、すばらしい俳優です」と笑顔を浮かべる。「もしスリル満点でアドレナリン全開、楽しさや感動が詰まった映画が好きなら『F1/エフワン』はまさにその映画です」とアピールした。

メガホンをとったジョセフ・コシンスキー監督はブラッド・ピットの魅力を熱弁!
メガホンをとったジョセフ・コシンスキー監督はブラッド・ピットの魅力を熱弁![c]2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

また、コシンスキー監督は本作が“地上版『トップガン』”と注目されていることについて「本当に光栄なこと。私たちは常に新しいことに挑戦しようと努力をしていますし、この作品でもそれができたと思っています」と撮影方法の面で大きなチャレンジがあったことを告白。そしてピットについて「彼はまさに夢に描いた以上の存在。この役を演じるために生まれてきた人だと感じていたので、出演をOKしてくれて本当にうれしかった。彼の演技を早く皆さんに観てほしいです」と興奮気味に語った。

そして、映画本編にも出演している角田は「共感できる部分もあり、ハリウッド大作らしいと思う部分もあり、新しいF1ファンを増やしてくれるんじゃないかなと思います」と、現役F1ドライバーの視点から太鼓判。「すごく気軽に話しかけられるナイスガイでした」と撮影現場でのピットの人柄を絶賛し、「F1を知らなかったり、どういう世界かわからない方も、観終わればスピード感とワクワク感を味わえると思うので、ぜひ観てください!」と呼びかけていた。

日本人唯一の現役F1ドライバー角田裕毅は「新しいF1ファンを増やしてくれる」と本作に期待を寄せる
日本人唯一の現役F1ドライバー角田裕毅は「新しいF1ファンを増やしてくれる」と本作に期待を寄せる[c]2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

早くも海外メディアからは「死ぬほどおもしろかった」「いままでで一番クールで、類を見ないエンタメ映画」など大絶賛の声が相次いでいる本作。ぜひとも臨場感たっぷりの大スクリーンで、時速300km超のF1の世界を体感してみてはいかがだろうか。


文/久保田 和馬

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