タカ&ユージが金ローに登場!シリーズ最新作『帰ってきた あぶない刑事』が7月4日に放送決定
7月4日(金)の金曜ロードショーにて『帰ってきた あぶない刑事』(24)が放送されることが決定した。
「あぶない刑事」はテレビドラマとして1986年から87年にかけて毎週日曜の夜9時に放送されたのが始まり。主人公は舘ひろし演じるタカことダンディー鷹山、柴田恭兵演じるユージことセクシー大下。2人の華麗なアクションやファッション性、軽妙なセリフなど、それまでの刑事ドラマの常識を破るスタイリッシュな演出が話題となり、通称「あぶ刑事(デカ)」と呼ばれ、ロケ地の横浜に大勢が殺到して撮影が中止になるなど、若者を中心に社会現象を生むヒット作となった。さらに、1988年から89年には第2シリーズ「もっとあぶない刑事」が毎週金曜の夜8時から放送され、最高視聴率は26.4%(※世帯視聴率)を記録し、その人気を不動の物とした。
そんな「あぶ刑事」人気はテレビシリーズに留まることなく映画にも進出。1987年に劇場版第1作『あぶない刑事』が公開、大ヒットを記録すると、その後も『またまたあぶない刑事』(88)、『もっともあぶない刑事』(89)、『あぶない刑事リターンズ』(96)、『あぶない刑事 フォーエバーTHE MOVIE』(98)、『まだまだあぶない刑事』(05)と続き、2016年に公開された『さらば あぶない刑事』で惜しまれつつも「あぶ刑事」伝説のラストを飾った。
しかし、その後も復活を望む声が止まず、2024年公開の『帰ってきた あぶない刑事』で前作から8年ぶりに復活を遂げ、再び大ヒットを記録した。主演はもちろん、タカ&ユージの舘と柴田。さらに、カオルこと真山薫役の浅野温子、トオルこと町田透役の仲村トオルなどお馴染みのメンバーも再集結した。さらに、ヒロインを演じる土屋太鳳をはじめ、吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、杉本哲太と錚々たる面々が新たに参戦を果たした。
監督はドラマシリーズ第1作の放送中である1987年に生まれた気鋭の原廣利。「あぶ刑事」シリーズで、監督、脚本を務めた事のある原隆仁監督を父に持ち、原隆仁監督がシナリオを書いて長崎で「あぶ刑事」のロケに向かった最中に生まれたという、まさに「あぶ刑事」の申し子ともいえる。
その原廣利監督率いる若いスタッフのチームと、レジェンド出演者との化学反応が「あぶ刑事」38年の歴史を継承しながらも令和の時代に相応しい新しい「あぶない刑事」を誕生させた。
往年のファンだけにとどまらず、これまで「あぶ刑事」を見た事がない世代も楽しめる作品となっている『帰ってきた あぶない刑事』をぜひ金曜ロードショーで見届けよう!
文/平尾嘉浩