ナイト・フューリーなどドラゴンたちの全貌お目見え!『ヒックとドラゴン』ドラゴン別ポスタービジュアル
ドリームワークス・アニメーションが手掛けた同名の長編アニメーションを実写化した『ヒックとドラゴン』(9月5日公開)。本作より、ドラゴン別ポスタービジュアルが公開された。
「シュレック」に「ボス・ベイビー」、『野生の島のロズ』(24)など、数々の世界的人気作を生みだしてきたドリームワークス・アニメーション。同スタジオが手掛けた『ヒックとドラゴン』(10)は、バイキングの少年ヒックと彼が出会ったドラゴンのトゥースとの友情を壮大なスケールで描くアドベンチャー。その年のアカデミー賞で長編アニメ映画賞と作曲賞の2部門、ゴールデン・グローブ賞でもアニメーション映画賞にノミネートされ、アニー賞では10部門を受賞。全世界興行収入約5億ドル(※Box Office Mojo調べ)を突破する大ヒットを記録し、2014年と2019年には続編が公開され、スピンオフもテレビシリーズとして配信されるなど大好評を博してきた。
名作アニメーションとして多くの人の心に刻まれる物語を最新技術の全てを注ぎ込み実写化を実現した本作。このたび解禁となったのは、躍動感あふれる革新的なアニメーション表現とともに世界中の人々の心を掴んだ原作アニメで描かれた、主人公ヒック(メイソン・テムズ)と相棒のドラゴン・トゥースの友情が紡ぎだす物語に欠かすことができないドラゴンたちを写した、“伝説の進化”を物語るドラゴン別ポスタービジュアル。
ポスタービジュアルにはドラゴンたちが、進化した実写化により鱗の手触りまで感じさせるリアリティと“実存”を認めたくなるディテールで写しだされる。ヒックとの出会いで、宿敵同士だった人間と深い友情を築くことになる、真っ黒な体に闇夜をまといながら、目でとらえ切れないほどの高速飛行で誰もその姿を知らぬまま恐れられてきた伝説の最強種族ナイト・フューリー。背景にかかるオーロラのように艶やかな青色の鱗と、黄色の強く鋭いトゲを持つ気高きドラゴン、デッドリー・デンジャー。小さな翼には不釣り合いな巨体を持ち、つぶらな目をしたのんびり屋のグルーサム・グロンクル。鋭い目と歯、そして強力な顎を持ち、体内から放たれる炎で自らを火だるまにすることで対峙した相手を恐怖の底に陥れるモンスター・ナイトメア。一つの体に二つの頭と尾を持ち、一方の頭がガスを吐き出し、もう一方がそこへ火を吐くことで大爆発を起こす分担技を駆使するダブル・ジップ。トゥースと名付けられたドラゴン、ナイト・フューリーと、心優しきバイキングの少年ヒックの絆が生み出す一体感をはじめ、ヒックが憧れる勇敢な戦士アスティ(ニコ・パーカー)とデッドリー・デンジャーの組み合わせが魅せる神秘的な美しさ、そしてヒックと同様に一人前のバイキングを目指し訓練に励む仲間たちとドラゴンがバーク島の雄大な風景のなかで生きていることを感じさせるビジュアルからは、本作の完全なる実写化が偽りない言葉であることを確かめることができる。
比類なき映像美で原作アニメの世界観を完璧かつ異次元のクオリティで作り上げた映画『ヒックとドラゴン』はすでに各種ラージフォーマットでの上映も発表されており、本作の登場によって“映画体験”の概念は新たなステージへ突入することになるだろう。劇場でしか味わうことのできない驚異のドラゴンライド・アドベンチャーを体験せよ!
文/サンクレイオ翼