「V/H/S」シリーズすべての未公開作が日本上陸!7月18日公開『V/H/S 94』を皮切りに順次劇場公開

「V/H/S」シリーズすべての未公開作が日本上陸!7月18日公開『V/H/S 94』を皮切りに順次劇場公開

7月4日(金)より順次公開される『V/H/S ビヨンド』に続き、未公開だった『V/H/S 94』(21)が劇場公開されることが決定。さらに『V/H/S 99』(22)、『V/H/S 85』(23)も公開待機中であることが発表された。

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【写真を見る】シリーズ4作目『V/H/S 94』の日本公開がついに決定[c]2021 Cinepocalypse Productions. All Rights Reserved.

「発見されたビデオテープに映っていた映像」をコンセプトにした、ファウンド・フッテージ作品『V/H/S シンドローム』(12)から始まる「V/H/S」シリーズ。本シリーズは4作目以降が米大手配信サービス「SHUDDER(シャダー)」のオリジナル作品として製作されていたことから、同サービスが展開されていない日本では観ることが難しくなっていた。

新作に続いての日本公開となる『V/H/S 94』は、「V/H/S」シリーズが7年の時を経て再起動をはたした作品。『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(24)の脚本を務めたサイモン・バレット、インドネシア発のアクション映画『シャドー・オブ・ナイト』(18)のティモ・ジャヤント、『サイコ・ゴアマン』(20)のスティーブン・コスタンスキら、ジャンル映画において他の追随を許さない個性派監督たちが集結。製作総指揮には『レディ・オア・ノット』(19)のレディオ・サイレンスが名を連ねる。ファウンド・フッテージの枠に収まりきらない、最高にブッ飛んだビジュアルとハイテンションな恐怖が融合した、ショックエンタテインメントに仕上がっている。

そして、これまで日本未公開で、公開を望む声が絶えなかった『V/H/S 99』、『V/H/S 85』も順次公開されるとのこと。『V/H/S 99』は『海底47m』(17)のベテラン監督ヨハネス・ロバーツや、ヒップホップアーティストとしても高名な『アッシュ ~孤独の惑星~』(25)のフライング・ロータスなどが1999年に漂う世紀末的な雰囲気をフィーチャーしながらも、シリーズの原点であるファウンド・フッテージの感覚を強く意識した作品となっている。続く『V/H/S 85』はホラー映画が栄華を誇っていた1985年を舞台に、各セグメントがそれぞれ映画一本分の満足度を追求した意欲作。『ドクター・ストレンジ』(16)のスコット・デリクソン監督やリメイク版『ヘルレイザー』(22)のデヴィッド・ブルックナー監督といった注目監督の登板も話題となった。


日本での公開が長く待ち望まれていた3作品がついに公開される。ぜひこの機会に人気ホラーシリーズを劇場で楽しんでほしい。

文/鈴木レイヤ

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