地球を舞台に恐怖と絶望のドラマが幕を開ける…「エイリアン:アース」予告映像&キービジュアル
「エイリアン」シリーズ初のドラマシリーズ「エイリアン:アース」が8月13日(水)よりディズニープラスのスターで独占配信。本作の予告映像&キービジュアルが解禁された。
舞台となるのはシリーズ1作目『エイリアン』(79)の2年前である2120年の地球。世界はプロディジー、ウェイランド・ユタニ、リンチ、ダイナミック、スレッショルドという5つの大企業によって統治されていた。そんななか、ウェイランド・ユタニ社の宇宙船が地球に墜落し、人類は宇宙最恐の生命体と対峙することとなる。
今回解禁されたのは、地球での恐怖の序章を告げるような予告映像。プロディジー社の創業者兼CEOの若き天才、カヴァリエは、“ネバーランド・リサーチ・アイランド”で不老不死に関する実験を行っていた。そんな実験を重ねるなか、少女ウェンディは自身の意識をアンドロイドに移され、世界初の“ハイブリッド”として生み出される。
ある日、プロディジーシティにウェイランド・ユタニ社の宇宙船「マギノット号」が墜落する事件が起こる。宇宙船の中に格納されていたモノを回収するべく派遣されたのは、ウェンディを中心とした、人間の力をはるかに凌駕する身体能力を持つハイブリッドたち。しかし、船内は荒れ果てた廃墟のようになっており、乗組員は「宇宙の暗黒から、5種の生命体を回収した」と証言し、“なにか”が格納されたコンテナも発見される。それは、最悪の悲劇の始まりだった。
映像ではそのほかにも、謎の生命体がモニターに映し出される様子や、人間とエイリアンが対峙しているような絵、草原や川にいる武装部隊の姿などが確認でき、どのような展開が待ち受けているのか、未知数。そして、これまでの「エイリアン」シリーズで描かれてきた形態とは異なる“5種の生命体”と思わしき存在が垣間見え、どんな恐怖の物語が進行していくかにも強い興味が引かれる。
合わせて解禁となったのは、人間の顔に襲い被さり寄生をするエイリアンの第2形態が、いまにも地球に寄生をしようとしているような衝撃的なキービジュアル。地球に襲来するエイリアンに対し、人間とハイブリッドたちがどう立ち向かっていくのかますます期待が高まる。
本作は第82回ゴールデン・グローブ賞での快挙も記憶に新しい「SHOGUN 将軍」や、人気シリーズ「一流シェフのファミリーレストラン」などを手掛けるFXによる製作。シリーズの生みの親でもあるリドリー・スコットをはじめ、デイビッド・ツッカー、ジョセフ・イベルティ、ダナ・ゴンザレス、クレイトン・クルーガーが製作総指揮で参加し、「FARGO/ファーゴ」や「レギオン」などのドラマシリーズを手掛けてきたノア・ホーリーがクリエイターを務める。キャストには、『ドント・ウォーリー・ダーリン』(22)や「シュガー」のシドニー・チャンドラー、「このサイテーな世界の終わり」のアレックス・ローサー、「マンダロリアン」のティモシー・オリファントらが名を連ねる。
「エイリアン:アース」は全8話構成で、日本時間の8月13日(水)に第1話と第2話が配信されたのち、毎週1話ずつ水曜日に配信される。地球を舞台に繰り広げられる、宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”と人類の死闘。果たして、エイリアンの恐怖から地球を守ることができるのか。未だかつてない恐怖と絶望のドラマがついに幕を開ける。
文/平尾嘉浩