『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』トム・クルーズ×『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督スペシャル対談映像

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』トム・クルーズ×『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督スペシャル対談映像

トム・クルーズのキャリアを象徴する「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作である『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が現在公開されている。このたび、クルーズと『ゴジラ-1.0』(23)の山崎貴監督のスペシャル対談映像が解禁となった。

【写真を見る】世界を代表するトップクリエイター同士の対談映像が解禁に
【写真を見る】世界を代表するトップクリエイター同士の対談映像が解禁に[c]2025 PARAMOUNT PICTURES.

本作のタイトル、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継ぎ、さらには“ファイナル”と謳っており、シリーズの最後、はたまたイーサンの最期…など様々な展開を推測させる意味深なものとなっているが、この“ファイナル”に込められた真意とは…?前作のラストでイーサンが手にした”鍵”が導く運命は…。

前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(23)に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継ぎ、さらには“ファイナル”と謳う本作。出演陣は、スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のクルーズを始め、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに加え、前作より参加しインパクトを残したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投する。

今回解禁となったのは、先月行われたワールドツアーの来日中に、本作の主演でありプロデューサーのクルーズと『ゴジラ-1.0』の山崎監督が行った対談を収めたスペシャル映像。そこにクリストファー・マッカリー監督も合流し、世界を代表するトップクリエイターたちが熱いトークを繰り広げた。この日、クルーズが山崎監督と待ち合わせたのは、世界中から観光客が集まる日本を代表する観光地、渋谷を一望できる渋谷スクランブルスクエアの屋上展望台”SHIBUYA SKY”。圧巻の景色が広がる空の舞台で、二人は笑顔を交わし、固く握手をする。開口一番に「あなたの大ファンだ!素晴らしい作品ばかりだ」とラブコールを送るクルーズから、彼がどれほどこの瞬間を待ち望んでいたかが伝わってくる。

5月6日に実施された「ジャパンプレミア スクリーニング」で本作を鑑賞していた山崎監督。彼は「集大成としての『ミッション:インポッシブル』の大成功を確信した」という。「絶対不可能な瞬間を作りながら、ギリギリの方法で、しかも説得力のある形で乗り越えていくプロセスが本当にすごかった。同じ映画を作っている身としては、嫉妬を感じるほど素晴らしい瞬間がたくさんあった」と話す。山崎は現在、ゴジラ新作映画の準備中。「昨日映画を観て、家に帰ってシナリオを読み直しながら、ミッションに負けるわけにはいかないと闘争心が沸き起こった」と新作への熱い意欲を明かすと、クルーズも「まさに切磋琢磨しているね!僕たちと全く一緒だ。あなたの映画を観た後、僕らも同じことをした。次はあなたの番だ!」と、マッカリー監督と興奮気味に顔を見あわせた。さらに、「イーサンがつらそうなところがたくさんあって、それが映画に膨らみをもたせている。そして、イーサンの物語の向こう側にクルーズ自身の物語が見えて感動した。映画を面白くするためにあれほどの苦労をしているのが伝わってきて…」と山崎監督が前のめりに話すと、「理解してくれてありがとう!」とクルーズは山崎監督を熱く抱き寄せた。

そして、二人は劇場への想いを語る。「劇場にお客さんに来てもらいたいし、体験できるのは劇場だと思う。(先頭を走っている『M:I』に)映画界はもっと感謝すべき」と山崎監督。クルーズも「映画館でひとつの映画をみんなで一緒に体験するのはとても美しいこと。僕たちの仕事は、できる限り最高の映画を作ること。お互いに助けあおう、刺激しあって」と思いのたけを伝えた。山崎監督は「みんなで劇場に観客を取り戻そう!」、クルーズは「それこそが僕らの”ミッション”だ!」と約束を交わした。


日本が誇るクリエイター、山崎監督も太鼓判を押す本作は現在大ヒット上映中。クルーズが人生をかけて向き合ってきたシリーズの集大成を、ぜひ劇場で体験してほしい。

文/鈴木レイヤ

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