堺雅人&井川遥共演ラブストーリー『平場の月』大森南朋出演決定!最新特報映像も公開
堺雅人が8年ぶりに主演を務め、井川遥と共演する『平場の月』(11月14日公開)から特報映像が到着。大森南朋の出演も決定した。
本作は2018年に刊行され、発行部数20万部を突破した朝倉かすみによる同名小説を原作にしたラブストーリー。中学時代の同級生だった健将(堺)と葉子(井川)はある日、35年の時を経て再会。お互い独り身となり、様々な人生経験を積んだ2人が意気投合し、長い空白の時間を埋めながら心を通わせていく姿を描きだす。
キャストには堺と井川のほか、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子といった実力派から、ドラマ「不適切にもほどがある!」のキヨシ役で注目を集めた坂元愛登、この映画がスクリーンデビューとなる一色香澄といった新鋭が顔を揃えている。『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第44回ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞した向井康介が脚本を手がけ、『花束みたいな恋をした』(21)でも監督を務めた土井裕泰が本作では15歳の瑞々しい初恋と大人のリアルな恋愛を活写する。またこのたび出演が決定した大森は、健将の同級生、江口剛を演じる。堺と大森はスペシャルドラマ「リーガルハイ・スペシャル」以来、11年ぶりの共演となる。
さらに本作の特報映像も解禁。はじまりは中学の初恋。大人になり再会した健将と葉子。まるで中学時代さながらに自転車に乗り、時間を取り戻すかのように過ごす2人。しかし「私ひとりで生きていくって決めているの」と言う葉子。強さと同時に、どこか儚さを感じる彼女が発した言葉。健将の「お前、あの時なに考えていたの?」という問いかけに「夢みたいなことだよ、夢みたいなことをね」と答える葉子。葉子は月を見つめながら、なにを“夢みたい”に思っていたのか?原作発表時には、朝霞市、新座市、志木市など埼玉県内の実際の地名や店舗が多数登場。本作でも同市内を中心にロケーションを実施。今回の特報でも、朝霞の駅前をはじめ原作でも描かれたロケーションの数々が登場している。
数々の大ヒットドラマで圧倒的な存在感と演技力を見せてきた堺。彼がスクリーンでどんな表情を見せてくれるのか、期待が尽きない。
文/スズキヒロシ