『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』主題歌はセカオワに！木村昴、花江夏樹ら豪華追加声優決定

1865年にルイス・キャロルが生みだし、いまもなお世界中で読み継がれる名作を、日本で初めて劇場アニメーション化した『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』が8月29日(金)より公開される。このたび、本作の主題歌が、SEKAI NO OWARIによる書き下ろし新曲「図鑑」に決定。楽曲にのせてアリスとりせの旅のはじまりを映しだす本予告映像も公開され、さらに超豪華追加キャストの出演も決定した。

【写真を見る】木村昴、村瀬歩、小野友樹、花江夏樹ら豪華追加声優が発表[c]「不思議の国でアリスと」製作委員会

アニメーション制作を、「SHIROBAKO」『劇場版プロジェクトセカイ　壊れた世界と歌えないミク』(25)などを手掛けるP.A.WORKSが、監督を、「色づく世界の明日から」「白い砂のアクアトープ」の篠原俊哉が、脚本を、「薬屋のひとりごと」「アオのハコ」の柿原優子が、コンセプトデザインを「ファイナルファンタジー」シリーズの新井清志が担当するほか、実力あふれるドリームチームがアリスの世界感を描き出す。

ある日、‟不思議の国”に迷い込む大学生りせ役を、アニメ映画『すずめの戸締まり』(22)で主演を務めた原菜乃華、そんなりせと一緒に様々な出会いを果たしながら旅をするアリス役を、実写映画『はたらく細胞』(24)で血小板役を演じたマイカピュ。さらに、山本耕史、 八嶋智人、小杉竜一、山口勝平、森川智之、山本高広、松岡茉優、間宮祥太朗、戸田恵子ら超豪華キャストが集結した。

独創的な世界観と抜群のメロディセンスで世代を超えて支持されるSEKAI NO OWARIの書き下ろし楽曲「図鑑」は、本作が伝えたいメッセージを優しい音楽で描き出している。今回の楽曲提供にあたり、メンバーのSaoriは「どうして自分は上手くできないのだろうと悩みもがく日々が、少しかわいく思える曲になったらいいな、と思っています」とコメントを寄せ、作品への共感とりせの旅に重ねた想いを明かした。

そんな主題歌が聴ける本予告では、何者にもなれずに立ち止まっていた大学生りせが、亡き祖母の遺した1通の招待状に導かれ、不思議の国へと飛び込んでいく姿が描かれる。“ふつうじゃない”があたりまえのその世界には、せかせかと急かす白ウサギ、ひょうひょうとしたマッドハッター、自由すぎる三月ウサギ、ミステリアスなチェシャ猫など、個性豊かなお馴染みの住人たちが次々と登場。「常識なんて大迷惑」「真面目にやれば良いと思ったら大間違い！」「優しさってどういうもの？」というユニークなキャラクターたちの言葉に振り回されながらも、りせは自分の本音と向き合い、少しずつ前に進みはじめる。

予告映像の後半では、主題歌の歌詞とりせの葛藤がリンクするシーンにも注目。思うようにいかない日々も、自分が何者かわからない不安も、すべては“好きなもの”を見つける旅の途中だ。アリスと一緒にりせの“好きと自分”を探す冒険を描いた、前向きでワクワクに満ちた予告映像が完成した。

そして今回、新たに解禁されたのは、“ふつうじゃない”住人たちの声を務める超豪華声優陣だ。サーカス小屋の名物コンビ、双子のトゥイードル ダム＆ディー役には、「ドラえもん」のジャイアン役や「ヒプノシスマイク」の山田一郎役などの木村昴と、「ハイキュー!!」の日向翔陽役などで知られる村瀬歩。ヤマネ役には、「黒子のバスケ」の火神大我役や「ジョジョの奇妙な冒険」の東方仗助役などで人気の小野友樹。そして役名や詳細は一切明かされていないが、唯一解禁されたビジュアルは、まさかのりんご姿。そんな謎のキャラクターを演じるのは、「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「東京喰種トーキョーグール」の金木研役など、数々の作品で主演を務める花江夏樹。果たして、その正体とは？謎のベールに包まれたまま、続報が待たれる。