池田エライザ、阿達慶らの瑞々しい浴衣姿！『リライト』新場面写真＆メイキング写真

『くれなずめ』(21)、『ちょっと思い出しただけ』(22)の松居大悟が監督し、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を担当した映画『リライト』が6月13日(金)より公開される。このたび映画のハイライトの一つである夏祭りでのデートシーンの場面写真とメイキング画像が解禁。さらに6月13日(金)から3日間限定での入場者プレゼントの配布も決定した。

【写真を見る】まさにタイムパラドックス!?鈴子(久保田紗友)と保彦(阿達慶)のデートシーン[c]2025『リライト』製作委員会

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主人公の美雪を演じるのは、多くの映画やドラマに出演し、最近では「地面師たち」や「海に眠るダイヤモンド」での好演も話題の池田エライザ。300年後の未来からやって来た転校生、保彦を演じるのは、ジュニアとしても活動している阿達慶。映画は本作が初出演ながらも“未来人”という難しい役どころを丁寧に演じている。

到着したのは、夏祭りのデートシーンでの美雪、保彦、鈴子(久保田紗友)、敦子(山谷花純)、亜由美(大関れいか)、唯(森田想)、晴子(福永朱梨)らキャスト陣の艶やかな浴衣姿の新場面写真だ。

ある小説に心を奪われ、300年後の世界から現代へとタイムリープしてきた未来人、保彦。そんな彼のミステリアスな魅力に惹かれた高校生の美雪は、保彦との時を重ねながら、彼を夏祭りに誘う。夜店の賑わい、浴衣の人々、花火と、そこには保彦が300年後の未来で読んだ小説に描かれていたとおりである現代の“日本の夏”の原風景が広がっている。そんな夏祭りの賑わいは、美雪にとっても心ときめくひとときだった。「いずれ彼は未来に帰ってしまう…」という切ない想いを抱えながら、美雪は保彦との思い出を、誰にも言えない“2人だけ”の秘密としてそっと胸の奥にしまっていた。

しかし10年後、小説家となって故郷の尾道を訪れた美雪は、その夏祭りをめぐる衝撃の事実を知ることになる。あの夜、同じ時間、同じ場所で、ほかのクラスメイトも保彦と同じ時間を過ごしていたというのだ。美雪が保彦と出店の射的に興じていたそのころ、鈴子は吹き戻し笛を手に保彦と談笑し、さらに敦子、亜由美、唯、晴子も夜店をひやかしながら、それぞれに保彦と“2人だけ”の時間を過ごす。そして夏祭りのクライマックスである打ち上げ花火の瞬間、美雪を含む誰もが、夜空に大輪の花を咲かせる花火を保彦とともに見入っていたのだという。それは、美雪を含むクラスメイトたちの記憶違いなのか？それとも、保彦が記憶を塗り替えたのか？

松居監督は、映画の見どころとなる夏祭りのシーンについて、「エキストラの人数も多く、かなり大変な撮影だった」と振り返る。保彦と美雪、そして保彦とクラスメイトたちが“同じ夏祭り”の時間をそれぞれに過ごす、まさにタイムパラドックスとも言えるシーンでは、特に細やかな演出方法が求められた。「いろいろなアングルを考えたのですが、結果的に“一つのカップルを丁寧に撮る”という方法に切り替えました」と撮影プランを明かし「脚本の上田誠さんが描いた、緻密でファンタジーな世界に、僕自身のリアルな温度のようなものを足せたらと思って、難しさも感じながらも全力で取り組みました」と語っている。

また、今作のキャスティングには、松居監督と縁の深い俳優陣が集結していることも話題に。脚本を担当した『チェリーボーイズ』(18)に出演した池田、山谷をはじめ、松居監督作『私たちのハァハァ』(15)に出演の大関、『アイスと雨音』(18)で映画初主演を果たした森田、『手』(22)で主演を務めた福永など、松居作品オールスターズと言える面々が、物語に彩りを添える。

そして、入場者プレゼントとして、映画『リライト』スペシャルビジュアルカードの配布が決定。公開日から3日間、数量限定で配布されるビジュアルカードは、本作の本ビジュアルとティザービジュアルのアザーカットが片面ずつ印刷された特別なカードとなっている。あわせて、パンフレットやブックマーカーなど全 6点の劇場物販グッズが6月13日(金)より上映劇場(一部劇場を除く)にて販売決定。またTOHOシネマズ日比谷では6月12日(木)実施予定の公開記念前夜祭の開催に伴い、同日に先行販売されることも発表された。