出会うはずのない二人の運命の出会い!『アズワン/AS ONE』ヨウとラコ、ロボットのプルガードをとらえた特報映像
劇場版「名探偵コナン」シリーズなどの静野孔文監督と、「新世紀エヴァンゲリオン」や『サマーウォーズ』(09)のキャラクターデザインを手がけてきた貞本義行がタッグを組む劇場アニメーション『アズワン/AS ONE』。この度、本作の公開日が8月22日(金)に決定。あわせて、特報映像が解禁となった。
物語の舞台は現代の日本。ミュージシャンを目指す高校生のヨウは、反対する親とバンド仲間との人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。ある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて!」という声が響き、白い光に包まれる。一方、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)。エネルギー源の「星血」を巡り、長い間戦争状態にあったヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国との休戦の調停式が行われようとしているまさにその時、巨大軌道デブリが落下し、星の治安を守るプルガード隊のヴィーゴが必死に対処していた。ヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士のラコは整備途中の機で飛び立つが、危機一髪の状況に陥ることに。
解禁となった映像では、物語の主人公、地球に住む高校生のヨウと、宇宙の彼方でロボット整備士として生きるラコの姿が映しだされている。事故に遭い危機一髪の状況に陥ったラコ。昏睡状態となった彼女の“意識の世界“で、ラコはヨウと次元を超えて運命の出会いを果たす。映像では、ラコの意識の中で互いに手を差し伸べ、近付いていくヨウとラコの幻想的な姿や、ラコが機体を操縦する迫力のシーン、指令を受けるヴィーゴの姿、走るヨウの横顔などが美しい映像とともに描かれている。巡星の空には、ロボット(プルガード)の姿も。本特報で、メカニックデザインは「ガンダム Gのレコンギスタ」シリーズなどの形部一平が担当することが発表された。
違う星、違う時に生きる二人。交わるはずのなかったその運命は、どこへ向かうのか?豪華制作陣が集結した新時代のSFアニメーション映画に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ